ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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秋の夜長にぴったりな不思議な余韻「妻が椎茸だったころ」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

秋の夜長にはちょっと不思議な余韻の残る短編集がぴったりですね☆

 

本日は「小さいおうち」で直木賞を受賞した中島京子さんの短編集をご紹介いたします!

本作は泉鏡花賞受賞作になります☆

 

「妻が椎茸だったころ」中島京子(著) 講談社

あらすじ

定年して間もなく、突然妻を亡くしてしまった泰平は、生前に妻が予約していた大人気で予約の取れない料理教室を受講する事になる。

 

初めは行く気のなかった泰平だったが、料理好きの亡き妻が残したレシピを読み、

悪戦苦闘しながらも、教室でちらし寿司を作る為に持ってくる様に言われた椎茸(しいたけ)を甘辛く煮た物を作り、教室へ向かい…

(「妻が椎茸だったころ」)

 

上記表題作を含み、独特の世界観で余韻の残る5つの短編集を収録。

独特でクセになる世界観

本作の登場人物は一人一人クセが強く、キャラが立っており、中島先生の独特な世界観、ストーリーに埋没せずに異彩を放っております!

 

そう書くと読む人を選ぶ作品に思われそうですが、そこは直木賞作家の腕で、読み易くサクサクとアッという間に読めてしまい、

これを嫌いだという人はいないのではないか?とさえ思える程にスラスラと違和感なく不思議な世界観に浸って読めてしまいます!

 

あの強烈なドリアンがそのクセを残しながらも万人受けする料理に様変わりしている様な(笑)

分かりにくいかもですが、そんな風な印象の作品でした☆

まとめ

ひんやりとした秋の夜長にぴったりな不可思議で余韻の残る世界観の物語です☆

文量も多くなく、すぐに読み切れてしまう短編集なので、中島先生の作品の入門にもオススメですし、時間が無く忙しい方にもぴったりです^ ^

こんな人にオススメ

ちょっと不思議な世界観のある短編集を読みたい方

「小さいおうち」など、中島先生のファンの方

スラスラと読める短編集をお探しの方