こんばんは、話題作にすぐに飛びつくとミーハーだと思われそうで、
意味もなく少し間を開けがちな、ちわぷ〜です!
そんな私が本日ご紹介させて頂くのは、先日発表があったばかりの直木賞受賞作…
今現在、話題沸騰中のゴリゴリの話題作です(笑)
表紙がかわいいので我慢しきれず読んでしまいました☆
「夜に星を放つ」窪美澄(著)文藝春秋
あらすじ
32歳の綾は婚活アプリで知り合った二つ年上のプログラマーの麻生に惹かれていた。
綾は麻生に自分が一卵性双生児の双子だという事、そして妹の弓が30歳を前に亡くなっている事を打ち明ける。
綾は弓の月命日には、弓の恋人だった村瀬と会っていた。
綾がコロナのリモートワーク中に何気なくアボガドの種を育て始めた事を伝えると
弓も同じ様に育てていた事を知る…
(「真夜中のアボカド」)
上記含め、人との繋がりを問いかける5作の短編を収録。
コロナ禍に人との繋がりを問いかける作品
ソーシャルディスタンスと共に人とのコミュニケーションも遠ざかったコロナ禍。
そんな中で人との繋がりを問いかけた本作が直木賞を受賞したのは必然的だったと思います。
今の時代に読むべき作品だな〜と思いました。
個人的には一作目の「真夜中のアボカド」が一番好きでした!
(アボカドって、アボカドなのか、アボガドなのか、たまによく分からなくなるのは、私だけでしょうか…?(°_°))
まとめ
全編を通して人との繋がりの大切さに改めて気づく事ができる作品でした!
どれか1作だけが面白いという類の短編集ではなく、全作全て面白く、作品全体を通して深いテーマで描かれている、
直木賞受賞にふさわしい完成度の短編集でした☆
こんな人にオススメ
直木賞受賞の話題作を読みたい方
人との繋がりを考える小説をお探しの方
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