こんばんは、ちわぷ〜です!
誰だか名前は忘れてしまったのですが、ハリウッドスターの方がインタビューの中で俳優という仕事を選んだ理由を聞かれて、
「色々やりたい仕事はあるんだけど、人生は一度きりしかない。でも、俳優ならいくつもの人生を生きる事ができるからさ」と答えていたのが印象的でした^ ^
読書も同じ様な楽しみ方ができるんじゃないかなと思います☆
すっごい共感できて感情移入して読める作品と出会えると、作品を通して何だか様々な人生を疑似体験してる様な気がして楽しいです☆
本日ご紹介するのは、ピアニストが主人公のミステリーなんですが、
私は音感が全くなく、楽器なんてとてもとても…といった感じなんで、楽器ができる人に憧れがあり、たま〜にそんな人生を疑似体験したくて音楽関係の小説を読んでみたりしています笑笑
「さよならドビュッシー」 中山七里(著) 宝島社
あらすじ
ピアニストを目指す16歳の遥。
家族に囲まれ幸せな生活を送っていたが、火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったが全身に火傷を負う。
それでもピアニストを目指し、コンクール優勝を目標にレッスンに打ち込んでいた遥だったが、遥の周囲では不吉な出来事が重なり、ついに殺人事件まで起きてしまう…
「このミステリーがすごい!」大賞受賞!橋本愛主演で映画化!
一流ミステリー作家への登竜門とも言うべき、このミス大賞受賞作で、橋本愛さん主演の映画版や、黒島結菜さんらが出演するドラマ版が制作されています。
実写化はイメージが壊れるから観るか観ないか迷ってしまいますが、音楽ものの作品は小説と違い、実際に楽器の音色が聞こえるという楽しみもあり、ピアニストの清塚信也さんが出演する映画版の方を観てみたのですが、やはり演奏の場面は素晴らしかったです!
清塚さんのお芝居は余計な物が無くとっても自然で、
俳優さんではない方が出演した時に有りがちな芝居がかった大袈裟な演技もなく、違和感なく観れましたし、むしろ演技経験無いのにお芝居上手じゃない?と思っていたら、本作の好演がきっかけなのかその後ドラマなどに度々出演なさっているみたいですね!
ピアニストとしての清塚さんのファンの方にも是非オススメできる映画でした☆
まとめ
美しい余韻の残る、良質なミステリー小説です。
遥やピアニストの岬など、登場人物の一人一人に魅力があり、世界観に入り込める作品です。
ミステリーも、音楽も両方楽しみたい!という方に是非ともオススメしたい作品です☆
こんな人にオススメ
音楽の関わる、良質なミステリー小説を読みたい方
橋本愛さんや清塚信也さんなど、映画版・ドラマ版のキャストのファンの方
中山先生のファンの方