こんばんは、ちわぷ〜です!
先日の出張の際に、ずっと読みたかった長編小説を一気読みしましたので、ご紹介させていただきます!
「邂逅の森」 熊谷達也(著) 文藝春秋
あらすじ
秋田の農村に貧しい小作の倅として生まれた富治は、伝統の阿仁マタギに加わり、狩猟と山の魅力に取りつかれてゆく。
富治は地主の一人娘、文枝と恋に落ちるが、二人の恋は阻まれ、富治は村を追われてゆく…
大正期のマタギの一代記
本作は富治の生涯を通して、大正期のマタギの生き様を描いた壮大な物語です。
そもそもマタギという言葉自体が山の中でしか使わない隠語で、当時は一般に浸透していなかったとか!
マタギの事は何も知らなかったので、勉強になる事が多く、特に狩猟に興味があって読み始めたわけではなかったのですが、壮大な物語にいつの間にか没頭していました!
まとめ
大きな賞をW受賞しているだけあって、グイグイと読ませる作品でした!
マタギだけではなく、鉱山の話もけっこう出てくるので、そちらに興味がある方にもオススメの作品です(^ ^)
寒い冬の夜に読むのにぴったりな物語でした☆
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こんな人にオススメ
大正時代のマタギに興味のある方
猟師を描いた作品に興味のある方
大正時代の鉱山に興味のある方
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