こんばんは、ちわぷ〜です!
本日は映画監督の自伝で、自主出版の書籍になりますので、読み手は選び、そして普通に流通している物に比べてどうしても値が張ってしまい…
私もいつもであれば手を出さないかも知れませんが、知人にススメられて取り寄せてみたら、とても読み応えあり、古い映画に興味のある方でしたら絶対楽しめると思ったのでご紹介いたします!
興味があっても自主出版のものは高くて失敗が怖いからなかなか手が出せない…
という方の参考にもなれば幸いです☆
「映画監督放浪記」 関本郁夫(著) 小学館スクウェア
内容
「極道の妻たち」シリーズ、「スクールウォーズ HERO」などの監督で知られる東映出身で評価の高い関本郁夫監督の映画監督人生を振り返る自伝。
エリート大卒しか監督になれないと言われた東映で、高卒の叩き上げ監督としてデビューし、加藤泰監督などとの出会いを経て映画監督となってゆく姿が綴られている。
自主出版ならではのしがらみに捉われない、ありのままの事実を書き記している。
映画好き、映画業界志望必見!関本郁夫監督の映画人生☆
関本郁夫監督と聞いたら、映画好きでしたらハッとする事でしょう!
確かな実力派の監督で、アラサーくらいの方でしたら、昔の古い作品よりも、照英さん主演で映画化された「スクールウォーズ HERO」の監督さんと聞けば映画好きの方でしたら思い当たるかもしれませんね(^ ^)
作品はDVD化などされていれば後の世に残りますが、映画監督自身の人生ってあまり知られておらず、銀幕の裏側は未知の世界と化しています。
本作を読むと映画業界の熾烈さ、過酷な労働環境を知る事もでき、
映画監督という仕事は1年〜2年、仕事がないのも当たり前。
ヒット作を出した監督ですら、全く仕事がなく、何のツテもない中、修行して占い師になっていたり、オールドファンお馴染みの加藤泰監督ですら仕事がない時期もザラであったり…それでいて映画監督の給料は、驚くほど低くて映画だけで食えている人も少なくて…
華やかな業界を束ねるスゴイ人!ってイメージされがちの映画監督の実情がありのまま記されています。
もちろん、しんどい事ばかりではなく、ユニークでエネルギッシュな方も多い業界の様で、魅力的な業界だな〜とも感じました!
内容の大元の部分としては、関本監督が加藤泰監督など先輩から受け継いだ心意気を次世代の映画人に繋ぐためのバトン代わりといった、
映画業界を志す方や古い映画界に興味のある方には必見の内容となっております☆
まとめ
自主出版で値が張る事は否めないのですが、
自主出版であるがために何のしがらみに囚われる事なく、一人の映画監督の熱い生き様を綴った読み応えのある内容となっております!
関本監督や古い映画業界に興味のある方には必見の内容となっておりますので、
もし興味があるけどちょっと高いんだよな〜と悩まれている方がいれば、参考になれば幸いです☆
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こんな人にオススメ
関本監督のファンの方
古い映画業界に興味のある方