こんにちは、ちわぷ〜です!
お盆で周辺の工事が一斉にお休みになり、久しぶりにとても集中できる環境になったので、休み返上して遅れを取り戻そうと頑張ってます!
どうせおウチでお仕事なのであまり細かくはチェックしてませんが、これがアップされる頃に、新たに発生した台風が関東に上陸するのか、しないのか?って感じ。
今これを書いている8月13日深夜ではどっち付かずな状況。新幹線も計画運休?的な話も出てるみたい…
帰省してる方や旅行してる方は帰るの大変そうですね…
あんまり交通に影響が無い程度だったら良いんですが…
台風じゃ流石に工事はしないだろうし、どこにも行けないから、私はその間も頑張ってお仕事進めようかと思いますが、停電が心配…
台風でどこにも行けなくて暇だー!という方には、今こそ読書がオススメ!
色々作品の記事アップしてるので、良かったら過去記事も覗いていってください^^
本日ご紹介するのは、一時期、毎週の様に読んでいた、ばなな先生。
今回久しぶりに読みたい欲が高まり、気になっていた作品を読んでみました☆
「哀しい予感」 吉本ばなな(著) 幻冬舎
あらすじ
19歳の弥生には、幼い頃の記憶がない。
それが何故なのか、弥生にも分からない。
弥生は、おばの家に家出をして、様々な感情と出会ってゆき…
やはり、ばななワールドは癒される。
文量的には、芥川賞作品くらいなので、早い方なら2時間ちょっとあれば読み切れちゃうくらいな、かなり読みやすい作品でした!
メチャクチャ大袈裟な内容ではなく、描いているのはちょっとした時に感じる世界の美しさ?的なもの。
相変わらず心に入り込んでくる様な美しい文章。
かなりネタバレになるので書けませんが、かなりドラマチックに描こうと思えば描ける設定で、それはせずに淡々と人の心を描いた感じ。
あらすじ書こうとして気がついたけど、短い中に何書いてもネタバレになるってくらい、色々と衝撃的なドラマが詰まっているのに、そのどれもが不思議と前面に出てこない味付け。
ばなな先生が描きたかったのは心の内だと思うので、様々な出来事は、あくまでそれを引き立たせるためのエッセンスという事でしょう。
物足りなく感じる人はいるだろうけれども、この薄味の中に色々と深みが詰まっている。ちょっと心が疲れたなーって時にはうってつけのばななテイスト。
やはり優しくスっと沁み込んでくる。
まとめ
言葉がとても美しい作品で、疲れてる時にぴったりです!
唯一の懸念点は、ばなな先生の中でもかなり薄味にしてある作品で、初めてばなな作品を読む方には刺激が無さすぎかもなぁというところ。
下記の作品や、過去記事で色々とばなな作品はご紹介させて頂いておりますので、初めてばなな先生に触れるっていう方はそちらの記事もぜひ読んでみてくださーい☆
ばなな先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
優しく心に入り込んでくる作品をお探しの方
ばなな先生のファンの方