こんにちは、ちわぷ〜です!
実は現在、仕事で猟師を調べ始めております。
本格的に仕事に入るのはまだまだ先、来年以降の事なので、まだ空いた時間で予備知識を染み込ませている段階。
猟師小説などは読んだ事がありますけど、実際の漁師の姿をイメージできていなかったのですが、佐久間Pきっかけで見始めたyoutubeの一万円で本屋さんで本を買うという企画で、まさかの東出昌大さんと遭遇!
なんとタイムリーな事に、今は猟師になっているという事で、その回も見てみたところ、本書をご紹介されていて、
猟師というよりかは探検家なのですが、近しいものがありそうでしたので、読んでみました☆
「極夜行」角幡唯介(著) 文藝春秋
内容
未知の大地、北極。
極夜の中のそれは未知の大地。
探検家、角幡氏が犬と共に挑んだ記憶。
北極だけで未知なのに、極夜って夜と変わらない
探検って、どうしてこんなにワクワクする響きなのでしょう。
知らない地方のデパートに行った時、探検と称して散策すると超ワクワクするんで、そうしてます!
北極ってだけで未知なのに、極夜ってどういうこと?と思って読んだところ、
超簡単に言うと、ずっと夜が続いている時期。
頼りになるのは、微かな月明かりだけ。
そんな中、犬と共に旅をします。
犬!?ってなるかもですけど、南極物語で知られる様に、犬ほど極限の地で頼りになるものはナシ。
読んでいて、愛犬家の私も超納得。
犬ほど人間に寄り添ってくれる、研ぎ澄まされた野生はナシ。
誰も助けられない極限の地で、数年掛かりでスポンサーの力を借りて食料や燃料とかを貯蔵した小屋(デポ)をチェックポイントに設置してますが、
それが無惨にもシロクマに破壊されてしまった事により、サバイバルになってしまう。
しかも、獲物を取ろうにも極夜下での作業になり、獲物は間近にならないと見つけられない。
ただ、北極なんでそれがシロクマだったらその時点で終了。
シロクマのみならずオオカミもたくさんいて、しかも近くに一杯いる匂いがぷんぷんしている…
想像を絶するヤバさ。
シロクマって、旭川動物園で見たアレでしょ?
なんか、見比べた結果、ヒグマよりヤバい感じだった様な…
あの人、泳ぐと超早いんですよ…
そして筋肉がマジでしなやか…
剛と柔を兼ね備えてしまった究極の生物…
そして、一生見ていられるくらい、美しい。
余談ですけど、旭川動物園のシロクマとかの寒いところの生物は、やっぱり北の大地で見た方がイキイキしていて見応えありとの事でした!
事実、躍動感半端なくて北の大地に来た感あった!
キリンは、通常運転でしたけど^^;
この本は、夜に読むべき一冊。
シンとした空気の中読むと、とても良い。
何も見えない極夜だからこそ、自分と向き合える、暗闇の中でこそ光を求める、
という感じなのか、角幡さんもある自分にとっての重大なライフイベントの記憶と向き合う。
「極夜行前」という書籍もある様なので、そちらも読みたいな〜と思いました☆
まとめ
探検家の角幡氏が、極夜の北極を旅した記録です。
想像を絶する過酷なサバイバル下で、私たちが人生で経験する事がまず無いと行って良い様な状況です。
旅する事ができない先人の経験をちょこっとだけでも感じられるのが読書の良さ。
ぜひ皆さんもチェックしてみてください^ ^
そして、世間の流れに疎いので全然知りませんでしたが、東出さんの猟師生活も非常に気になる笑
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こんな人にオススメ
極夜が気になる方
探検家の記録を読みたい方