こんにちは、ちわぷ〜です！
今年の夏、何が一番楽しかったって樋口有介先生の青春ミステリー！
そして気づけば秋！なんか残暑のせいで秋っぽさを感じていませんでしたが、関東の方はどうやら来週あたりから暑さもマイルドになるとか、ならないとか。
というわけで、今回も樋口先生の作品なのですが、今回は青春ミステリーではなく、何だか秋っぽいタイトルの作品を読んでみました☆
「枯葉色グッドバイ」 樋口有介（著） 文藝春秋
あらすじ
代々木公園の西門付近に住む、ホームレスの椎葉は元刑事。
とある事件が起きて、椎葉は元教え子の夕子に雇われて事件解決に乗り出すのだが…
ホームレスでも纏ってる空気感が樋口風！
かなり異色のバディ物（というほど、ガッツリミステリーって感じでもないのですが）で、元刑事のホームレスと教え子の新人刑事という組み合わせ！
そして、ホームレスの椎葉のキャラが良くて、やっぱり樋口作品の主人公ならではのワードセンス！
セクハラっぽい事を言ってても許せちゃうから不思議（笑）
起きた事件自体は結構悍ましい感じなのと、題材的にどちらかというと男性向きの作品ではありますが、樋口先生の引き出しの多さにびっくり！
青春ミステリーの場合、キャラ配置がかなり似通っている作品が多いので、ワンパターンと取られがちですが、それ以外の作品は本当にバラエティに富んでいる！
これを読むと、青春ミステリーの方もワンパターンというか、数多くの選択肢から選び抜いた末に辿り着いた黄金比なんじゃないかと思いました。
とても面白かったけど、やはり樋口作品は青春ミステリーがとても面白いので、今度はそちらを読みたいと思います☆
まとめ
ホームレスの元刑事と教え子の新人女刑事という異色の組み合わせ！
まぁまぁボリューミーで、樋口作品としてはちょっと長めの部類になりますので、樋口作品初めましての方は、下記に貼ってある作品や、青春ミステリーの中から選ぶのも良いかもしれません（＾ω＾）
樋口先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
異色のバディのミステリーを読みたい方
樋口先生のファンの方
