こんにちは、ちわぷ〜です!
夏頃にハマり過ぎて毎日の様に読んでいた樋口有介先生!
久しぶりに読みたくなったので、気になった作品を詠んでみました☆
「月への梯子」 樋口有介(著) 文藝春秋
あらすじ
障害を持っているボクさんは、古いアパートの管理人。住民ら周囲の人々に温かく見守られ、幸せな生活を送っている。
しかし、ある日ボクさんのアパートで殺人事件が起きて、住民全員がどこかへ消えてしまい…
なかなか見た事がないタイプのミステリー!
久しぶりの樋口先生でしたが、やはり今回も面白かったです!
青春小説で大人びた高校生が主役というパターンが多い先生ですが、今回は40歳のボクさんが主人公!
思わず、「えっ」と声が出てしまう様な展開で、一体どうなるの!?と先がまるで読めず何か感想を書こうとするとどれもネタバレしてしまいそう(笑)
起きてる事って単純ではあるんですけど、キャラと読ませ方がうまいので、グイグイ惹きつけられちゃう感じ!
埼玉県の行田市の忍城周辺が作中にチョコっと出てくるのですが、その描写が何気ないんだけど、知っている人からすると、そうそう!って感じ!
強いて言うと、刊行から時を経て、その公園の向かいに賑やかな店主のおいしいうどん屋さんができて魅力は更に増してます!
感想としては、
1.樋口作品は、全体的にミステリー感は薄く、本格ミステリーを期待しない事。
2.たぶん今回は、男性の方が楽しめる類の作品である事。
といった感じ!
今年もチョコチョコ樋口作品を読みたいと思ってます☆
まとめ
40歳アパート管理人という、樋口先生的には異色の作品!
青春ミステリーの方のファンの方もぜひ読んでみてください☆
樋口有介先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
異色のミステリーを読みたい方
樋口先生のファンの方