こんばんは、ちわぷ〜です!
テレビ離れという言葉をよく耳にする様になりましたが、
私自身もそれを実感していて、食事中見るのはYoutube、テレビは水曜どうでしょうの再放送を見るくらいで、レコーダーが壊れてしばらく経つけど現状、全く困っておらず、買い替えるつもりもなく…
今朝、ネットニュースで24時間テレビのニュースを見て、そういや子供の頃に24時間全部見るのにチャレンジしたな〜と思い出して、
積んでおいた小説の中にテレビ局を舞台にした作品があったのを思い出して、読んでみました☆
「砂嵐に星屑」一穂ミチ(著)幻冬舎
あらすじ
社内不倫のせいで東京の放送局へ異動していたアナウンサーの邑子(ゆうこ)は10年振りに大阪の放送局へ戻ってくる。
不倫相手であった年上のアナウンサーが亡くなった為、ほとぼりが冷めたという上の判断だった。
40代になっても未だ独り身の邑子は、ある日、資料室に不倫相手だった男の幽霊が現れるという噂を聞き、深夜の資料室へ向かった…
(「<春>資料室の幽霊」)
上記含め、春夏秋冬を描いた全4作品収録。
知られざるテレビ局の世界
テレビ局って華やかなイメージでしたが、本作を読んで色々な側面を知る事ができました!
一番印象的だったのは、タイムキーパーは女性にしかなれないと言う事!
スタッフのほとんどが男性なので、女性の声の方が通るという理由みたいですが、
たぶんこの本を読まなければ一生知らなかった事だと思います!
他にも色々と知られざるテレビ局の裏側を描いているので、新鮮な気持ちで読む事ができました^ ^
まとめ
とても読みやすい作品で、ノンストップですぐに読み切れました!
今はテレビから離れてしまった方も多いかも知れませんが、かつてはテレビにかじりついていた時代があったはず!
この作品を読んで、たまにはテレビも見てみよっかな〜と思って、久しぶりに番組表を見て吟味してるところです☆
春夏秋冬4作品の主人公の性別も年齢もバラバラになっているので、幅広い層に刺さる作品になっていると思います(^ ^)
大阪のテレビ局を舞台にした作品なので、関西出身、在住の方にはお馴染みの地名なんかも出てくるので身近に感じて読めるかもしれません!
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こんな人にオススメ
テレビ業界の裏側を知りたい方
読みやすい短編集を読みたい方
「スモールワールズ」など、一穂先生のファンの方