こんばんは、ちわぷ〜です!
突然ですが、皆さんは犬派でしょうか?ネコ派でしょうか?
きのこの山か、たけのこの里かと同じくらい票が割れる究極の選択かと思います!
(ちなみに、私はたけのこ派です)
ちわぷ〜と名乗り(チワワとプードルのミックス犬をチワプーといいます)
愛犬家なので、当然イヌ派と思われがちな私ですが、子供の頃はネコを飼っていたので、
悩みどころです…
ただ、不思議な事に小さな頃からネコには嫌われがちで、ネコのいる友達の家に遊びに行くと威嚇され、初めて行ったネコカフェでは指をかじられと、私はネコが好きなのですが、ネコの方は私の事を嫌いな模様です(笑)
犬にはメチャクチャ好かれるんですけどね〜
犬の匂いが付いてるから嫌われてるのかも?と思っていた時期もあったのですが、どうもそうゆう訳でもなさそうで、永遠の謎です…
そんな触れる事すら叶わないネコちゃん達ですが、本日は犬派の人もネコ派の人も楽しめる、ネコにまつわる短編集をご紹介させていただきます☆
「みちづれの猫」唯川恵(著) 集英社
あらすじ
金沢の実家で飼っている年老いたネコ、ミャアの旅立ちが近づいていた。
それぞれ独り立ちをした3人の子供達が、ミャアの最後を看取るために、久々に実家で顔を合わせ、ミャアと過ごした日々を思い返す…
(「ミャアの通り道」)
猫にまつわる全7篇の物語を収録。
人に寄り添い生きるネコ達
全7篇で一作辺り30ページ前後、読みやすく1日で読めてしまう作品ですので、時間が無い方にもオススメの作品です!
流石は直木賞受賞作家!
全ての作品に深い感動があり、一本目の「ミャアの通り道」から、
これ巻末を飾るレベルの作品でしょ!ってくらい感動してしまいました(泣)
尻すぼみになる事もなく、最後まで駆け抜けた感じで、短編集なのに途切れる事なく一気読みしてしまいました!
私は特に1本目の「ミャアの通り道」と2本目「運河沿いの使わしめ」が好きで、立て続けにクリーンヒットでした^ ^
まとめ
全ネコ好きが泣いた…
そんなキャッチコピーが付いても良いくらい、深い感動がある作品でした!
唯川先生は「肩ごしの恋人」など、恋愛小説が有名で女性に人気な作家さんのイメージがあり、あまり男性で読まれてる方が周りにいないのですが、
本作は老若男女すべてのネコ好きに響く作品ですので、幅広い方にオススメできる作品でした☆
文章がメチャクチャ上手くて、余計な描写がなくスッキリした文体の作品なので、普段あまり読書をしない方でも読みやすいと思います(^ ^)
こんな人にオススメ
ネコにまつわる小説が読みたい方
泣ける短編集をお探しの方
時間がなく、読みやすい短編集をお探しの方