こんばんは、ちわぷ〜です!
個人的に、言い回しが面白い作家さんランキングNo.1の森見登美彦先生。
本日は、そんな森見先生のデビュー作をご紹介いたします☆
「太陽の塔」森見登美彦(著) 新潮社
あらすじ
京都大学5回生の森本は、現在自主休学中。
3回生の頃に水尾さんという恋人ができたが、フラれてしまい、現在は独り身。
”水尾さん研究”と称して、水尾さんを観察しているが、半ばストーカー化している(笑)
そんな中でも、否応なしにクリスマスは近づいてくる…
太陽の塔とは?
若い世代の方で、太陽の塔とはそもそも何なのか分からない方もいらっしゃると思いますので、補足させて頂きます!
ヴィジュアルは、上に貼ってある表紙の左上にあるものがそうなのですが、
1970年に大阪府吹田市で開催された万博の際に岡本太郎さんの設計で建設された、万博のシンボル的存在なのですが、現在も万博記念公園にあり、しかも予約制で中に入る事ができます!
(新型コロナの影響もありますので、詳しい入場状況はホームページで調べてみてください^ ^)
実は2019年に中に入った事があり、思っていたよりもデカく、内部は生命の進化などをテーマにしているのかなぁと思うのですが、その世界観に圧倒されました!
1970年に作られた物なので一部壊れかけているものもあるのですが、そこにも時の積み重ねを感じ、度々仕事で大阪を訪れているので大体のところは行った事があると思うのですが、個人的には一番グッときたスポットでした!
まとめ
オリジナリティ溢れる言い回しが抜群に面白い森見先生。
デビュー作から既に仕上がっています!
「有頂天家族」など、その後のヒット作からファンになった方も多いと思いますが、
森見先生の文章が好きな方ならデビュー作である本作も楽しめると思います^ - ^
2015年のクリスマスに仕事で京都に行った際に、本作終盤で描かれている出来事は本当に起こるのか!?と、
物語の舞台となった、とある交差点に走りましたが、特に何も異変は起きていなかったのも良い思い出です(笑)
*鴨川沿いに佇む人々の並びは、確かに森見先生が仰っていた感じで笑ってしまいました(笑)
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こんな人にオススメ
「有頂天家族」など、森見先生のファンの方
太陽の塔や、クリスマス時期の京都に興味がある方
オリジナリティの強い作家さんのデビュー作を読んでみたい方