こんばんは、ちわぷ〜です!
おかげ様で、本日でブログを開設し100日目となった様です!
これからも毎日投稿できる様に努めますので、暇な時にでも読んで頂けると幸いです^ ^
記念すべき100本目の記事は、出す作品全て当ててくるヒットメーカーの住野よる先生の最新作をご紹介させていただきます☆
「腹を割ったら血が出るだけさ」住野よる(著) 双葉社
あらすじ
容姿端麗で全ての物事に恵まれている様に見える、高校生の茜寧。
でも本当は、”愛されたい”という欲を抑えきれずに、好かれる為に偽りの自分を演じていた。そんな自分を茜寧はキライだった。
ある日、茜寧は街中で愛読している小説「少女のマーチ」の登場人物”あい”にそっくりな人を見つけ、思わず声を掛けてしまう。
その人の名前も”あい”だった…
自分を偽り生きる人々
まず、変に登場人物に共感や感情移入をさせようとしない人物造形で、好感を持ちました。
エッジの効いた登場人物達で、ご都合主義のストーリー展開ではなく、個性的なキャラクター達がそれぞれの感情で行動を取った結果としてストーリーが動いている感じなので、「えっ、なんでそうなっちゃうの?」という様な感じで冷めてしまう事がありません。
本作の登場人物達は、何かしら自分を偽っているのですが、現代社会ではもはやそれがどこか当たり前となっていて、偽った姿こそが真実の姿みたいになっているな〜と思いながら読んでました。
まとめ
作品ごとに振り幅が大きく、毎回驚かされる住野先生。
本作も思いっきりやりきった感がありました(^ ^)
今後も目が離せない存在です!
住野先生の作品に初めて入られる方は、以前取り上げたこちらの作品もオススメです☆
こんな人にオススメ
エッジの効いた作品を読みたい方
「君の膵臓をたべたい」など、住野先生のファンの方