ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

かけがえのない、最高の相棒「バッテリー」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

先日、家を片付けていたら懐かしい児童文学のシリーズが発掘されました。

 

大ヒットし、映画化、ドラマ化と立て続けにメディアミックスされ話題になりましたが、最近は話題に上がる事も少なく…

 

今の子供たちが読んでも、もちろん大人が読んでも楽しめる作品だと思うのですが、旬が過ぎた作品かの如く忘れ去られてしまっている様に思い、勿体ないな〜と思いました…

 

というわけで、本日は大人から子供まで楽しめる、児童文学の傑作をご紹介いたします☆

「バッテリー」全4巻(つばさ文庫版) あさのあつこ(著) KADOKAWA

 

あらすじ

中学入学を機に、祖父のいる岡山県に引っ越してきた天才ピッチャーの原田巧。

巧は、同級生のキャッチャー永倉豪と出会い、バッテリーを組む事になる。

 

自分に絶対的な自信を持ち、傲慢なまでに我を押し通そうとする巧だったが、豪との出会いによって成長してゆく。

おくりびと」「壬生義士伝」の滝田洋二郎監督で映画化

本作は2007年に映画化されているのですが、主演は現在も活躍されている林遣都さん。

本作がデビュー作との事で、新人ならではの初々しい姿を見る事ができます^ ^

 

他にもブレイク前の仲野大賀さんが出演されていたり、見応えありな出演者ですので、原作のファンの方も一見の価値アリだと思います!

 

ちなみに、中山優馬さん主演のNHKドラマ版もありますので、中山さんのファンの方はそちらをオススメいたします☆

まとめ

アラフォー以上の読書好きの方には、あさの先生には一般小説や時代小説のイメージが強いかと思いますが、児童文学と侮るなかれ、普遍的で深い青春物となっています!

 

なかなか今後これを上回る児童文学は出てこないのではないか?とさえ思わせる金字塔的な作品です。

 

全4巻でも読みやすく、まったく長く感じない文章となっております^ ^

 

野球などのスポーツをやられていた方は特に、青春時代を思い返して楽しめる作品となっているかと思います☆

こんな人にオススメ

爽やかな児童文学を読みたい方

林遣都さんや仲野太賀さんなど、実写版のファンの方

滝田洋二郎監督作品のファンの方