こんばんは、ちわぷ〜です!
もしも透明人間になれたなら…と子供の頃に誰でも一度は考えた事があるのではないでしょうか?
本日は透明人間が主役のミステリーという、若い感性で書かれた超斬新な作品をご紹介いたします☆
「透明人間は密室に潜む」阿津川辰海(著) 光文社
あらすじ
全身が透けてしまうという不治の病”透明人間病”。
透明人間病研究の権威、川路教授が進めている新薬の開発が順調だという記事を読んだ透明人間の彩子は、川路教授を殺す事を決意する…
(「透明人間は密室に潜む」)
他、アイドルオタク殺人事件を描いたミステリーなど、計4本の短編を収録。
透明人間が犯人だったらという斬新な視点!
表題作以外もそうですが、作者の斬新な着眼点に驚かされた作品でした!
透明人間の扱い方がスゴくうまくて、透明人間というファンタジーとミステリーの絡ませ方が絶妙でした!
また、他の短編もトリックが凝っているだけではなくて、「えっ、そう来るの!?」という思わぬ視点から描かれていて、発想力が素晴らしく、ミステリー好きにはたまらない作品となっております☆
まとめ
阿津川先生の若い感性がほとばしっている作品です!
次世代を担ってゆく作家さんになるかもですね^ ^
アイドルオタクの話は、裁判員制度を題材としていて、三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」が好きな方だったらドンピシャな内容でした☆
こんな人にオススメ
透明人間×ミステリーな小説に興味のある方
斬新なミステリー小説を読みたい方
阿津川先生のファンな方
リンク