こんばんは、ちわぷ〜です!
コロナが収まったらやってみたい事の一つに乗馬があります!
一番簡単なライセンスは初心者でもしばらく通えば取れそうだったので、ライセンス取得を目指してやってみても良いな〜なんて思っています♪
本日は地方競馬を舞台にした、女性ジョッキーが主役の小説をご紹介いたします☆
「風の向こうへ駆け抜けろ」 古内一絵(著) 小学館
あらすじ
18歳の芦原瑞穂は数少ない女性ジョッキー。
華やかな中央競馬(JRA)ではなく、寂れた地方競馬でデビューする。
瑞穂の受け入れ先となった厩舎は、調教師も厩務員たちも人生をあきらめている弱小厩舎だった。
ある日、瑞穂は一頭の見栄えの悪い馬と出会う。その馬との出会いによって、瑞穂や厩舎の人々の心に変化が生まれ、やがては中央競馬の檜舞台を目指してゆく…
女性ジョッキーと地方競馬場の現実
ドキュメンタリーでバジガクモミジという馬が取り上げられていたのがきっかけで、競馬にまつわる小説や新書を読み漁っていた時期があったので、簡単に補足させて頂きます!
藤田菜七子騎手をはじめ、最近は女性騎手の数も増えてきてメディアで取り上げられる機会も多いですが、日本の競馬界はまだまだ男社会といった感じで、海外に比べて騎手や厩務員(馬のお世話をするスタッフ)などなど、女性の割合が少ないのが現実の様です。
海外では結婚し、出産した後もカムバックして活躍されている女性騎手の方もいらっしゃるとか!日本も今後そうなっていったら良いですね^ ^
また、競馬といえば日本ダービーや有馬記念など、普段競馬を観ない方でも知っている様な華やかな世界を想像するかも知れませんが、本作の舞台になるのは上記のビックレースを主催している中央競馬ではなく、”地方競馬”。
客入りも売上も厳しく、長い歴史があり、地域の人々に愛されながらも、閉鎖していく競馬場が後を断ちません…
まとめ
様々な困難に立ち向かい、地方競馬から中央競馬へ挑戦してゆく瑞穂たちの姿に勇気と元気をもらえる作品です!
一度ドラマ化もされましたが、尺の関係か駆け足になってしまっていたので、ドラマ版は観たよ〜という方も、より深く楽しめるかと思います^ ^
コロナ禍での巣ごもりの影響か、中央競馬も地方競馬も売上がアップしていて、最近ではウマ娘のヒットや、白毛のアイドルホース、ソダシ(中央競馬所属 メッチャかわいいです!)の活躍で活気があるので、地方競馬も引き続きガンバッてもらいたいな〜と影ながら応援しています☆
こんな人にオススメ
熱くなれる小説をお探しの方
女性騎手が主役の小説を読みたい方
地方競馬を舞台に描かれた小説を読みたい方