こんばんは、ちわぷ〜です!
本日は新撰組を描いた作品をご紹介致しますが、幕末ではなく、明治の時代を舞台にしていますので、時代物が苦手な方でも取っ付きやすい作品になっております☆
「至誠の残滓」 矢野隆(著) 集英社
あらすじ
上野戦争で戦死したはずの新撰組十番組隊長、原田左之助が生きていた…
明治の世になり、名前を変えて古物屋を営み左之助の元に、明治の世を生きていた元新撰組隊士達が集ってくる…
明治の世を生き抜いた隊士たち
史実だと主人公の原田左之助は上野戦争で負った傷の影響で亡くなっているのですが、本作はもしも左之助が生きていたら?という世界観で描かれております。
左之助以外の斎藤一などは史実でも明治の世を生きており、警察官をしておりました。
本作は明治維新後を描いた作品の為、近藤勇も土方歳三も沖田総司も登場しないという、新撰組の”名脇役たち”にスポットライトを当てた作品となっております!
まとめ
新撰組を描いたどんな作品でも、名脇役的なポジションで描かれる原田左之助が、主役を飾った珍しい作品で、左之助ファン必見の内容となっております!
言葉遣いも現代語って感じで、分かりやすくなっていますので、時代物の堅苦しいのはちょっとな〜という方にもオススメです^ ^
左之助たちの新撰組という青春時代の後始末を付ける姿にグッとくる作品でした!
こんな人にオススメ
矢野先生のファンの方
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