こんばんは、ちわぷ〜です!
みなさんクリスマスは楽しんでいらっしゃいますか?
私は明日からの一年を締めくくる出張に備えるべく、荷造りをして読書をしながら英気を養ってます!
クリスマスの本日は前に読んで面白かった登山小説の続編を読みましたのでご紹介いたします!
続編といっても1話完結で主人公も変わるタイプの作品なので、こちらから読んでもそこまで気にはならないかと思います!
前作を取り上げた記事も貼らせて頂きます^ ^
未読の方はこちらも面白いのでオススメですよ☆
「残照の頂 続・山女日記」 湊かなえ(著) 幻冬舎
あらすじ
初老の女性、綾子はガイドと知人と共に五竜岳頭頂を目指す。
綾子はある想いを抱えて、山ガールデビューしていた…
(「後立山連峰」)
上記含め、1話完結の4編の作品を収録
別れの予感が漂う作品群
本作も前作と同じ登山好きの湊先生が好きな山について語られていて、なかなかお出かけできないこのご時世でも、自分も登場人物たちと一緒に山登りをしている気持ちになれる様な、硬派な山岳小説ではなく、初心者目線で安心して読める作品です^ ^
登場する山も、登山初心者の方でも知っているんじゃないか?という様なメジャーな山もあり、親しみを持って読めるんじゃないかな〜と思います!
作中に挟まれるちょっとしたその山の小ネタ情報なども面白いです!
登山デビューを考えている方にも、もちろん登山好きの方も楽しめるシリーズです(^ ^)
前作と比較すると、本作は別れの予感を感じさせる作品があり、切なさと山登りの爽快感のコントラストが良い塩梅でして、感情を揺さぶられます。
まとめ
ベストセラーシリーズで、ドラマもシリーズ化されて3までいっていて、登山好きの作者がノリノリで書いているという、もはや外し様のない作品です。
積雪で登山できない時期に入ってきますが、このシリーズを読んで登山を疑似体験してみてはいかがでしょうか?
こんな人にオススメ
登山好きな方
登山デビューを考えている方
湊先生のファンの方