こんばんは、ちわぷ〜です!
猛烈な寒波でしたね〜皆さんは大丈夫でしたか?
私は寒過ぎて出歩くのも億劫になって読書に勤しんでいました!
腰を据えて本を読もうと思うとやはり奥深い言葉を綴られる作家さんの作品が読みたくなります^^
小川洋子先生の作品で気になっていたものを読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「ことり」小川洋子(著) 朝日新聞出版
あらすじ
人間の言葉を話すことができないが、小鳥のさえずりを理解して鳥達を愛する兄と、兄の言葉を唯一わかる弟の人生を描いた作品。
小川洋子先生の美しい言葉
人間の言葉を話せない兄という変わった設定ではありますが、その情景を人間の言葉でとても美しく描くのが小川洋子先生。
支え合いながら生きる二人の姿がとても美しい物語でした。
なんとなくなので、いやいや全然そんなことないよ!と思う方もいるかも知れませんが、兄の姿が、なんとなく同じ著者の「博士の愛した数式」の博士とダブる部分もあって、個人的に好きでした☆
まとめ
とても美しい言葉の余韻に浸りたい時にオススメの作品でした!
小川先生の作品の中でも根強い人気があるのも納得の良作でした^ ^
そんなに長い作品ではないのですが、じんわりと言葉が染み渡ってくるので、ゆっくり時間を掛けて読むのがオススメです☆
小川先生の作品は以前取り上げたこちらの作品もオススメです!
第一回本屋大賞受賞作になります☆
こんな人にオススメ
小川先生のファンの方
変わった兄弟の物語を読みたい方
心に染み渡る優しい物語をお探しの方
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