こんばんは、ちわぷ〜です!
度々ご紹介させて頂いている木内一裕先生の作品。
本日はスリリングなハードボイルドでありながら、可愛さ要素もあり、めちゃくちゃほっこりする作品をご紹介させて頂きます!
以前ご紹介した「水の中の犬」のその後を描いた作品ではありますが、
後述する通り「水の中の犬」を読んでなくてもまったく問題なく楽しめます!
興味がある方は下記の記事より紹介を読んでみてください☆
「アウト&アウト」木内一裕(著) 講談社
あらすじ
「水の中の犬」でバディを組んだ探偵より、探偵家業を引き継いだ矢能は、小学校2年生の栞と暮らしながら探偵事務所を営んでいる。
ある日、矢能は依頼人に呼び出され、現場に向かうとそこには死体となった遺体と覆面を被った男が待ち構えていた…
裏社会出身のコワモテ男と小学2年生のやり取りが尊い!
裏社会出身で、ワルのやり方を熟知して、ある意味法律なんて無視して悪を成敗していく矢能。
そんな矢能の心情が、小学校2年生の少女と共に暮らす事によって変化してゆく様、
少女でありながら人に弱さを見せる事ができない少女とのやり取りにほっこりしてしまう作品です。
本作と「鉄と鉛」(「水の中の犬」のストーリー)はそれぞれ映画化されてますが、シリーズ化としてではなくそれぞれ別作品として
「鉄と鉛」1997年 渡瀬恒彦主演
「アウト&アウト」2017年 遠藤憲一主演
と、20年もの時を経て、出演者も変更されています。
監督はどちらも原作者である木内一裕となっておりますので、原作の良さを損なわず映像化されています!
まずは原作から入る事を強くオススメ致しますが、原作を読んで気に入られた方は、栞の可愛さが際立っている映画版の方も併せてチェックしてみる事をオススメ致します☆
まとめ
裏社会出身の探偵が、法で裁けないワルを自分のやり方で白黒付けていく探偵矢能シリーズの第1作目です。
サスペンスとしての面白さのみならず、相棒とも言える小学2年生の少女との心の交流は胸に来るものがあります!
そして、それがハードボイルド感を中和しており、幅広い層の心に届く作品となっております^ ^
木内先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです!
こちらも映画化された作品になります☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けると幸いですm(__)m
こんな人にオススメ
異色の探偵小説を読みたい方
遠藤憲一さんなど、映画版のキャストのファンの方
木内先生のファンの方