こんばんは、ちわぷ〜です!
出張というには近過ぎて、
日帰りするには遠すぎる地にて、
旅行支援でクーポンまで考えると、帰るより泊まった方が微妙に安いので、お泊まりしつつ読書を楽しんでます^_^
というわけで、今日読んだわけではありませんが、とっておきの一冊をご紹介いたします☆
「水の中の犬」 木内一裕(著) 講談社
あらすじ
探偵の元にやってきた女性の望みは、恋人の弟が死ぬことだった…
探偵が依頼を遂行するのを監視する為に、矢能は探偵と行動を共にするのだが…
著者が監督した映画「鉄と鉛」が元ネタ!
本作との出会いのきっかけは、著者である木内先生が監督をし、渡瀬恒彦さんが主演した少し古い映画「鉄と鉛」がきっかけでした!
まるっきり繋がりが無さげなタイトルの両作ですが、
実は映画「鉄と鉛」のストーリーを膨らませたものが小説「水の中の犬」になってます!
映画の前後に肉付けがかなりされてます!
「鉄と鉛」は渡瀬さんの探偵と、
成瀬正孝とゆう知る人ぞ知る名脇役が、探偵を監視する矢能と言う役を演じ。
私生活でも仲の良かった2人が組むバディが、見どころの作品です!
平泉成さんもなかなか印象に残りました^_^
基本、夜の場面を描いているのですが、
そうなってくると逆に照明の腕が試されるところで。
いかにもライトアップしました!みたいな画はなく、自然に、それでいてさりげなく劇的に夜を表現していて。
木内監督のこだわった画の下支えとなっているのではないかと思います☆
大人の事情で宣伝期間を取れなくて、
あまり多くの方に観てもらえなかった作品の様ですが、魅力的なストーリーなので小説になり人の目に触れる機会が増えればな〜と思います^_^
まとめ
ハードボイルドにジャンル分けされる作品かと思いますが、そういった垣根を越えた本質的にカッコいい男が描かれてると思います!
映画→小説
とゆう、他の作品とは違うプロセスで展開されている作品です。
ですが、映画の渡瀬さん演じる探偵と、小説の探偵はまた別物として書き分けられている様に感じるので、
映画は観たよ〜とゆう映画マニアの方も、小説を楽しめるかと思います!
ストーリー的には、補完された小説版がより良いかと思いますので、
初めましての方でストーリー重視の方は小説版から入るのがオススメです☆
木内先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
木内先生のファンの方
映画「鉄と鉛」のファンの方
カッコ良い男の生き様を見たい方
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