こんばんは、ちわぷ〜です!
美しい映像で人気の映画監督岩井俊二。
監督自らが執筆している小説版の評価も非常に高いです!
今回はその中で、映画版と合わせて読むと更に楽しめる作品をご紹介いたします☆
「スワロウテイル」岩井俊二(著) KADOKAWA
あらすじ
円が世界で一番強かった時代。一攫千金を夢見て日本(円都)にやってきた外国人たちがいた。外国人たちは”円盗”(イェン・タウン)と呼ばれ、蔑まれていた。
少女、アゲハは唯一の肉親である母が亡くなってしまい、天涯孤独となってしまう。
大人の間をたらい回しにされたアゲハは、”円盗”であるグリコと出会い…
絵力で語る映画版、物語に浸る小説版
岩井俊二監督作品の中でも評価の高い一本である本作。
作中のバンドの曲が非常に良くて、CHARAさんが歌う姿が目に焼きつく作品です。
そして、度々名前を挙げている撮影監督、篠田昇氏の映像が素晴らしくて、素晴らしくて…荒廃的な世界観を見事に切り取っている素晴らしい作品です。
ですが、非常に無国籍な設定になっており、様々な言語、文化が混じり合いながら物語がノンストップで進んで行くので、人によっては分かりにくい物語だなと感じる方もいるかも知れません。
そんな方におすすめなのが、ノベライズ版!
映画ではノンストップの物語ですが、小説版では自分のペースで読む事ができて、
映画版を観た方でもより深く物語世界に浸れるので、新たな発見があるかも知れません☆
まとめ
稀代の映画監督が自らノベライズした作品で、映画版の世界観を損なう事のない小説となっていて、映画版のファンの方にもオススメです!
設定的にピンと来なくて映画版を未見という方は、分かりやすく描かれているのでまずは小説版から入る事をおすすめいたします☆
岩井俊二執筆作品は以前取り上げたこちらの作品もおすすめです☆
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こんな人にオススメ
岩井俊二監督のファンの方
映画版のファンで、より深く物語の世界に浸りたい方
映画版は分かりにくそうで今まで敬遠されていた方