ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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芥川賞作家が描く異国情緒「ラーメンカレー」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

ゴールデンウィークに読んだ作品第二弾です!

法事に集う親戚たちを描き、芥川賞を受賞した「死んでいない者」が非常に面白かった滝口先生の新刊が面白そうだったので読んでみました☆

「ラーメンカレー」 滝口悠生(著) 文藝春秋

あらすじ

ロンドンで高校の同級生の結婚式に参加した仁と茜の夫婦は、イタリアのペルージャの山奥に足を伸ばし、茜の学生時代のアルバイト仲間を訪ねる。

 

茜の友人はそこでブラジル人の夫と暮らしているのだが、その夫がまた型破りで…

 

旅先での連作短編集。

 

中盤以降は作者の人気キャラである”窓目くん”の外国人との遠距離恋愛を描かれている。

人気キャラらしい窓目くん

特に何の気なしに読んでみた作品でしたが、異国情緒たっぷりの物語で楽しめました!

 

中盤以降は窓目くんという男の子と外国人の恋人の国を跨いだ遠距離恋愛の話になるのですが、この窓目くんというのが、後々調べてみたら作者の他の作品にも出てくる人気キャラだそうで、流石にナイスキャラでした!

 

特に何の事前知識がなくても面白かったのでこの作品から入っても問題ありませんが、

同じ作者の「長い一日」を読んで、窓目くんのキャラが好きな方はより楽しめるんじゃないかと思います。

 

私はまだ「長い一日」は未読なので、読んでみたいと思います☆

まとめ

異国情緒たっぷりの作品で、滝口先生の思考が好きな方にとってはたまらない作品になっていると思います!

ドタバタとした前半の物語、作者屈指の人気キャラである個性的な窓目くんの遠距離恋愛を描いた中盤以降と、

メリハリが効いていて楽しめる一冊でした☆

 

滝口先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです!

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

滝口先生のファンの方

窓目くんのファンの方

異国情緒ある作品を読みたい方