こんにちは、ちわぷ〜です!
学生時代、一時期ミステリーノベルゲーム?にハマっている時期があって、「かまいたちの夜」が一番好きでした!
本日は、そんな「かまいたちの夜」のシナリオやミステリー小説で人気な我孫子武丸先生の代表作をご紹介いたします☆
「殺戮にいたる病」 我孫子武丸(著) 講談社
あらすじ
東京の繁華街で、前代未聞の想像を絶する連続猟奇殺人が発生した。
異常なまでに女性に執着を持つシリアルキラーは、まだ学生だった。
彼は一体、女性に何を求め、犯行に及んだのか…
おぞましいのに目を背けられない魅力!
まず、本作のミステリーの形としては、
犯人、犯人の母親、犯人に知人を殺害された元警察官
の三人の視点を交互に描きながら進行してゆきます。
なので、初めから犯人は判明している状況で物語が進行します。
エピローグから描かれていて、エピローグという一文を最初に見た時には、あれ?本を反対から開いちゃったかな?と思ったほどでした(笑)
「かまいたちの夜」にハマりながらも、意外にも小説作品は初めての我孫子先生。
代表作とされている本作をずっと読もう、読もう、と思っていたのですが、あらすじを読むになかなかハードそうで、何となくずっと敬遠してました…
そして、特に理由もなく何となく気が向いて読んでみたのですが、まぁ面白かった!
理解し難いシリアルキラーを描き、こういってはなんですが特に深いテーマがあるわけでもない。
なのに面白いというところが、代表作と呼ばれる所以だなと思いました!
怖くて、グロくて、うわぁ〜となりながらも、ページをめくる手が止まらない。
怖くて眠れなくなっちゃうけど、ついつい観ちゃう良質なホラー映画みたいな。
新たな良作との出会いがあったので、やはり食わず嫌いではダメだなと思いました☆
まとめ
あらすじ読む限りは、何でこんな作品がヒットしたの?と思ってしまうかも知れませんが、本を開けばこの作品の怪しい魅力に気づいて頂けるんじゃないかと思います!
気軽に読んでね!と言える様な内容ではありませんが、是非勇気を出して読んでみてください(^ ^)
我孫子先生の他の作品は、あらすじ読む限りではここまでおぞましいものでは無さそうなので、今後も他の作品を読んで行こうと思います^ ^
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こんな人にオススメ
サイコホラー感のあるサスペンスを読みたい方
我孫子先生のファンの方