こんにちは、ちわぷ〜です!
週一ばなな生活中を継続しております(^^)
今週のばななをご紹介いたします☆
「ミトンとふびん」 吉本ばなな(著) 新潮社
あらすじ
子供ができない体のゆき世は、外山君と結婚する。
二人は新婚旅行でヘルシンキに向かい…
(「ミトンとふびん」)
表題作含め、6つの短編を収録。
さりげなく、救ってくれる物語
まず、本のサイズ感が良い!単行本と文庫本の間?くらいのサイズ感で、これだったら手の小さな女性でも疲れず読むことができそう^ ^
今回はあとがきがあり、「デッドエンドの思い出」が一つの山だったのですが、この作品で更にもう一つ山を登れたとの事。
さりげなく、長く読み手に寄り添える作品を目指したとの事でした。
本当にさりげない物語の数々ですので、劇的に物事が動いていくエンターテイメント系の作品を求めてる方には合わないと思います。
「デッドエンドの思い出」よりも更に更にさりげなくですので、先にデッドエンドを読んでみても良いかも知れません(^^)
今作のテーマは旅で、外国など色々な地を舞台に描かれますが、個人的には一番最後の「情け嶋」が一番好きでした!
バツイチの女性が性別を超えた友人の元へ転がりこみ、その友人と友人の恋人(ゲイカップル)と共に、八丈島へも帰郷に立ち会う…といった内容なのですが、なんとも言えない3人の友情が良かったです☆
まとめ
さりげなく心の隙間に入り込んでくる、癒しと救いの物語です。
心が疲れている時にオススメです。
ばなな先生の作品の中でも、とりわけさりげない作品ですので、ばなな作品未読の方は下記に貼ってある作品をまずは読んで頂いてからの方が良いかも知れません。
ばなな先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
秋っぽい表紙です(^^)
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こんな人にオススメ
心の癒しを求めている方
ばなな先生のファンの方