ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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双方ともに乗り気ではない敵討ち…「身代わり忠臣蔵」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

遅すぎる夏休みも終盤に突入した私。

ちょこちょこやってた「なつもん!」やり終えました〜!

 

ぼく夏シリーズのファンの私としては、今回の作品はぼく夏と変わっているところが多いからどうかな〜と思ってましたが、

 

昭和の夏休みを追体験するぼく夏シリーズとは違い、1999年という設定なのと、

サーカス団の子供という設定なのでアクション多めだったりしてリアルさを追求したぼく夏とはまた違った感覚になってはいるのですが、

 

ストーリー派の私的には大満足でした!

一番好きなのは、ぼく夏2でそこは揺るがないのですが、久しぶりに毎年夏が来たらやりたくなる作品でした!

一周じゃやりきれないくらい、やり込み要素も多いので、また来年が楽しみです(^ ^)

 

と、謎のゲームレビューを終えたところで、

本日は本屋さんで見つけた作品ですが、来年映画化が決定しているコミカルな時代小説をご紹介いたします☆

「身代わり忠臣蔵」 土橋章宏(著) 幻冬舎

あらすじ

敵討ちで有名な忠臣蔵

しかし、実は大石内蔵助は敵討ちに乗り気ではなく、吉良上野介は身代わりだった!?

敵討ちはしたくないし、身代わりで討たれたくもないのに、なぜか周囲はどんどんとお膳立てしてゆき…

 

コミカルで新感覚の忠臣蔵

2024年、ムロツヨシさん主演で映画化!

本作を手にするきっかけとなったのは、2024年にムロツヨシさん主演で映画化されるとの帯と、作者が「超高速!参勤交代」の脚本家だった事が決めてになりました!

 

忠臣蔵は様々な作品が出ていて、コミカル路線ですとお金の面から仇討を描いた映画「決算!忠臣蔵」などありますが、

本作は吉良も浅野もどちらもダメ人間で、それの仇討に振り回されてしまっている周囲をコミカルに描いたものになります。

 

特に忠臣蔵の知識は不要で、ストーリーもとっても軽いエンタメ時代小説になっておりますので、時代小説ビギナーでも読みやすい作品になっております☆

まとめ

斬新な切り口で描く忠臣蔵で、笑える時代小説となっております!

どちら側も乗り気ではないのに、物事が進んでいってしまう感じが不謹慎にも笑えました(笑)

小難しさは一切ありませんので、気楽に手に取って頂ければと思います^ ^

 

まだ映画公開まで時間がありますので、ムロツヨシさんなど映画版のキャストのファンの方は公開を待ちながら原作をチェックしてみてはいかがでしょうか〜☆

 

土橋先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

コミカルな忠臣蔵を読んでみたい方

ムロツヨシさんなど映画版のキャストのファンの方

土橋先生のファンの方