こんにちは、ちわぷ〜です!
遅すぎる夏休みも本日で終わり!きっちりと充電できたのでまた頑張ります(^ ^)
夏ほどではないにせよ、忙しいと長編を読む時間が取れないかもな〜と思い、
本日は久しぶりに一穂先生の作品を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます☆
「光のとこにいてね」 一穂ミチ(著) 文藝春秋
あらすじ
二人の少女は、7歳の頃にある団地で出会う。
片方は私立に通うお嬢様、もう片方は団地に住み、変わった親に育てられて孤独な少女。
真逆な人生を歩んでいる二人だったが、水曜日の30分間を共に遊ぶに連れ、友情の様な親愛の念が芽生えてくるのだが…
二人の少女の四半世紀の物語
一穂ミチ史上最高傑作!
個人的には一穂先生の中でずば抜けて一番好きな作品でした!
あらすじを読んだ感じ、正直あまり惹かれず、ちょっと長めなので忙しいのもあってずっと積んでいたのですが、読みやすくてぐいぐい読めて、第2部の高校生編からは一気読みでした!
まるっきり違う二人の少女が、お互いの心の隙間を埋め合う姿、高校生ならではの距離感、長い年月の中でお互いを取り巻く状況は変わってゆき、二人は成す術もなくて…
変わらないといけないのだけれども、心の中に7歳の頃のあの気持ちを大事にしまっている二人の姿に、ただただ心を鷲掴みにされましたT^T
単純な友情というわけではない二人の感情の描き方は、一穂先生がBLで培ったものなんじゅないかな〜と思いました!(BLは詳しく無いんで、違ったらすみません^^;)
今回女性同士で、百合っぽいと言えば百合っぽいところもあるっちゃあるのですが、
(百合ものも読まないので、これは紛う事なき百合ですよ!という方いたら、申し訳ないです^^;)
ネタバレになるのであまり状況説明できないのですが、そんなベタベタした感じはなく、ただただお互いを大切に想っているだけと言いますか…
別に強烈な恋愛感情を抱いているわけではないのですが、あの距離感はなかなか普通の作家さんが出せるものじゃないと思います☆
まとめ
7歳で出会った少女二人の四半世紀を描く、一穂先生の最高傑作です!
優しい気持ちになったり、切ない気持ちになったり、心を揺さぶられる作品でした
( ; ; )
なんの気なしに買ったら初版だったみたいで、初版限定のスピンオフがおまけで付いてました!
心を落ち着けて、明日ゆっくりと読んでみようと思います!
明日に楽しみが持てるのって素晴らしい!☆
映画化してくれないかな〜…
一穂先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
心揺さぶられる作品を読みたい方
一穂先生のファンの方