ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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対馬を守るために送り込まれた流人たち…「アンゴルモア 元寇合戦記」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

映画「キリエのうた」を観てきました!

思っていた感じとは違いましたが、とっても良かったです!

やはり岩井俊二が音楽ものを扱うと良い感じになるし、音楽ものの作品は映画館で観るに限りますね〜^ ^

 

広瀬すずさんの役がなかなか面白くて、もっと掘り下げて欲しかったのですが、原作の方には色々とエピソードあるのでしょうか…

もしあるなら、原作もチェックしてみたいと思います☆

 

なんの脈絡もありませんが、今回は元寇を扱った漫画をご紹介いたします(笑)

「アンゴルモア 元寇合戦記」全10巻(対馬編) たかぎ七彦(著) KADOKAWA 

あらすじ

鎌倉幕府の元御家人、朽井迅三郎は幕府により対馬に流刑になる。

対馬に着いた迅三郎たち流人は、恐るべき知らせを受ける。

なんと、世界最強のモンゴル軍が日本に向かい進んでおり、通り道である対馬にも襲い掛かろうとしていた。

 

対馬で戦うために送られてきた迅三郎たち流人の運命やいかに…

知られざる元寇というネタとアクション、歴史ロマンを感じさせる秀作!

現在、博多編が盛り上がっている本作ですが、今回はその前の対馬編です!

 

本作を手に取るきっかけになったのは、対馬って元寇の時に戦の舞台になったんだ〜という今まで知らなかった情報と、流人が対馬を守るために戦うっていう設定が面白そうだったので読んでみて、とてもハマってしまい博多編も読んでいるという状況です!

 

対馬って、なんか離島っていうイメージしかなく、そもそも元寇ものってあまりなくて、大河ドラマ北条時宗」を子供の頃に見たな〜くらいの知識だったのですが、

迅三郎たち流人が戦ったというフィクションの部分と、実際に起きた対馬での元寇という歴史的事実がうまくマッチしており、

 

時代物好きも満足するし、全然時代物好きじゃない人も楽しめる良い塩梅になっていると思います!

元寇とか興味ない人でも、島を舞台にしたサバイバルもの的な要素があり、小難しい事は全く無く、アクション多めなので絵で伝わり分かりやすいです!

 

これは現在も明かされていない謎で、博多編まで引きずる話にはなるのですが、どうも迅三郎がとある方と関係があるらしく?

この謎が気になって気になって仕方ない☆

 

まとめ

流人たちが対馬元寇に出くわしてしまう物語で、サバイバル要素ありのアクション多めの作品です!

 

歴史物という枠組みを崩さずに、その中でアクションや歴史浪漫などのエンタメ要素も

ちゃんと入っていて、本当にセンスの良い作品だと思います!

 

元寇を題材にした作品自体が少ないので事前知識がない方も多いと思いますが、全然小難しくないので、そういや歴史の授業でチョロっと聞いたな〜というくらいでも全然OK!

 

アクション多めなのでそこは好みが分かれるかもですが、アクションものが好きだったり、元寇描いた作品ってちょっと興味ある〜っていう方はぜひ読んでみてください☆

 

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こんな人にオススメ

元寇を描いた作品に興味がある方

アクション多めの作品が好きな方

たかぎ先生のファンの方