おはようございます、ちわぷ〜です!
本日は意外や意外、メジャーな作家さんですが今まで読む機会がなかった先生の作品を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます!
初めてなので、著者が自分の中で一番好き!と仰っていた作品にしてみました☆
「デッドエンドの思い出」 よしもとばなな(著) 文藝春秋
あらすじ
洋食屋の娘のせっちゃんは、大学で自分と似た匂いのケーキ屋の息子、岩倉くんと出会う。
友人なのか、これから進展するのか、付かず離れずの距離感の中、せっちゃんは岩倉くんの家に誘われ、一緒に食事をする事になる。
岩倉くんは、部屋に現れる幽霊の話をしはじめるのだが…
(「幽霊の家」)
上記含め、表題作など全5作品のラブストーリーを収録。
ばなな先生が自画自賛するだけあって面白かったです!
基本的に全編通してほろ苦さがあるラブストーリーですので、その部分が好みが分かれるかもしれませんが、内容は流石におもしろかったです!
表題作も良かったのですが、個人的にはあらすじに書いた「幽霊の家」がダントツで一番好きでした!
5作品ともに、作品を盛り上げるためのほろ苦さではなく、
不幸というよりかは、人生でそれぞれ味わうであろう感情を描いている感じで、
カップルに強制的な不幸が訪れて引き裂かれる!みたいな、強引な盛り上げ方のラブストーリーが苦手な身としては、この作品集のテイストは合っていて楽しめました^ ^
まとめ
あとがきに書いてある様に、著者が自分の作品の中で一番好きだと公言している力作です!
文章も読みやすく、私の様に、よしもと先生の作品が初めての方でも楽しめるかと思いますので、きになる方は是非読んでみてください☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(__)m
こんな人にオススメ
よしもと先生のファンの方
ほろ苦さのある作品を求めている方