こんにちは、ちわぷ〜です!
どうやら背中の痛みはぎっくり背中というものらしく、様子を見つつ少しのんびりと体を休める事にしました!
土日は仕事でどうしても出なければですが、週明けからの仕事は納期が先のものなどは全て先送り…
結果、月曜から行く予定で楽しみにしていた盛岡での仕事も先送りになってしまいました(T-T)
そして、手に取った本は何の因果か盛岡を目指す新幹線の中での物語(笑)
笑い崩れて背中が痛いです(笑)
「マリアビートル」伊坂幸太郎(著) KADOKAWA
あらすじ
闇社会の大物から仕事の依頼を受けた蜜柑と檸檬、あるトランクを奪うという依頼を受けた、とことん運の悪い男、天道虫。
元殺し屋の木村と、天使の様なマスクに悪魔の様な心の中学生、王子。
疾走する新幹線に乗り合わせた男達が繰り広げるノンストップサスペンス!
これは、ハリウッドが目を付けたのも納得できる!
以前ご紹介した「グラスホッパー」に連なる殺し屋シリーズ。
時系列で言うと「グラスホッパー」の後になり、前作の登場人物も出てきたりするのですが、「グラスホッパー」と話の繋がりもなく、チョコっと会話の中で出てくるくらいなので、本作から読んでも全く問題ありません!
前作の様に細かく登場人物達の視点が入れ替わり、スリリングでスピード感が増した作品。「グラスホッパー」も面白かったですが、本作はそれ以上に楽しめました^ ^
何故か機関車トーマス好きの殺し屋や、かわいそうなくらいの不運な男などなど、前作に引き続き相変わらず濃ゆいメンツばかりでしたが、
今回の推しキャラは何といっても王子!
中学生とは思えない、圧倒的なカリスマ性を持つダークヒーロー!
王子の残酷すぎる思想にもうゾクゾクと鳥肌が止まらず、物語が王子の視点に変わる時は、一息付いてから読む様にしてました!
本作は「ブレット・トレイン」という題名で昨年ハリウッドで映画化されていますが、
主演はなんとあのブラッド・ピット!
ブラピが目を付けるのも頷ける圧巻のエンターテイメントでした!
原作の登場人物は日本人だし、たぶん映画化にあたって色々設定の変更はあるんでしょうが、原作がメチャクチャ良かったので、いずれ必ず見たいと思ってます☆
まとめ
殺し屋シリーズの2作目ですが、「グラスホッパー」を読んでいなくても楽しめる作品ですのでご心配なく!
盛岡に向かう新幹線を舞台に繰り広げられる、ノンストップサスペンス!
前作を更に上回るエンターテイメント作品で、ぎっくり背中の痛みも束の間忘れられました(^ω^)
殺し屋シリーズは3作目もありますので、また読んでみま〜す!
殺し屋シリーズは、以前取り上げたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
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