こんにちは、ちわぷ〜です!
外仕事の割合がかなり減り、電子書籍派の私は、なかなか例年ほどマンガを読む時間を取る事ができなかった2024年。
見通し的に来年も引き続きマンガは減る方向だったので、現在読んでいる連載作品で精一杯。
新規で読むのは長編はあきらめておりましたが、しかし、ここに来て突然外仕事が多めに!こういうのがフリーランスの分からないところ。
というわけで、久々に長編作品をガッツリと読みましたので、ご紹介させて頂きます☆
「アイアムアヒーロー」全22巻(完全版) 花沢健吾
あらすじ
35歳の冴えないマンガアシスタント、鈴木英雄。
突如として謎の感染症によりゾンビが支配する世界となってしまった。
果たして英雄は、”ヒーロー”になる事ができるのだろうか…
ゾンビが個性的過ぎてナイス!
ホラーは大の苦手な私ですが、ゾンビは別腹。
なぜかそこまで怖く無いです。
しかし、じゃあかといってゾンビが好きかと聞かれると、特段好きではなく、「バイオハザード」の映画も1しか観てないし、ゾンビと言えばで思いつくのって、「カメラを止めるな!」くらいなもの。
そんな私が何故本作を読んでみたかというと、「漫道コバヤシ」という、ケンドーコバヤシさんのマンガ番組の過去回を見た事がきっかけ。
まず、主人公の見た目が花沢先生ご本人とそっくり!
その理由は、自分を描くのは簡単だから的な事(笑)
主人公を生み出すのにどれだけ苦労したか的な話はよく聞きますが、この手のパターンは初めてだったので、興味を持ちました!
そしてゾンビの個性!
本作のゾンビは生前の習慣をトレースしてるとの事で個性たっぷり!
ゾンビってだけで個性強過ぎなのに人間性も加わってくるのかと期待!
トドメは構成。
大泉洋さん、有村架純さんの実写版が公開された時に超宣伝されてたんで、読んでない方でもゾンビものという事はご存知の方が多いかと思いますが、
たぶん雑誌を買って読んでいた方で、最初の方を読んでゾンビものになるって思った方は、ほぼいないんじゃないかと思います。
淡々と冴えないマンガアシスタントの日常が描かれていて、ファーストゾンビは何と1巻目のラストの方。
基本、今の流れだと1話目でどんな話か分からないと読者が付いてこないそうですが、
この演出は花沢先生のこだわりとの事で、編集さんとも話し合ったのだそう。
そして、その登場の仕方がまぁ衝撃的でびっくり!
本作でも屈指の名場面!
上記の事を「漫道コバヤシ」で見て、それ超面白そう!と読むに至りました!
結果、想像を遥かに上回るレベルで面白かった( ^ω^ )
ゾンビのセリフがよく見てみるとなかなか濃ゆくてお気に入り!
マイフェイバリットゾンビな作品でした!
全22巻ですが、テンポがかなり早く、体感的には10巻くらい。
面白過ぎてあっという間に読み終えてしまいました!
巻数の割に早く読めるので、お忙しい方にもオススメ!
映画も評価が高いとコメント頂いてるので、時間ができたら是非見てみたい^ ^
あと、花沢先生が作画ではないものの、海外舞台で本作の世界観を受け継いだ作品もいくつかあるそう!
本作にもちょいちょい海外パートが入るのですが、あの雰囲気だったら面白そうなので、そちらも気になる!
花沢先生、初めて読みましたけどメチャクチャハイレベル!
「漫道コバヤシ」の「アンダーニンジャ」回で再登場されてましたが、なんか鍛えたとかで激痩せ(笑)
「アンダーニンジャ」もこの間実写化が発表されてましたが、気になる(^ω^)
まとめ
ゾンビだからと敬遠する方も多いと思いますが、ゾンビあまり興味無い私にも超刺さった作品!
ゾンビ嫌いの方にも是非読んで頂きたい傑作です!
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
ゾンビが好きな人も嫌いな人も!
花沢先生のファンの方