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こんばんわ、ちわぷ〜です🐶
今日は少し好き嫌いが分かれるかも知れないけど、好きな方の熱量が半端ない、
ハマる人は本当にハマる!という作品をご紹介いたします✨
『ブラックボックス』砂川文次(著)講談社
あらすじ
自分の感情を抑えきれずに職を転々としているサクマが流れ着いたのは自転車便メッセンジャーという仕事。
コロナ禍の東京で生きる行き場の無い人間の現実を照らし出す作品。
第166回芥川賞受賞作品(2021年下半期)
芥川賞作品って、なんだか文学的な匂いがぷんぷんしてて、なかなか手が出しにくいイメージですよね😅
でも意外と最近の受賞作は読みやすい文体の作品も多いし、芥川賞の作品は全体的にページ数がそれほど多くなく、サクッと読めちゃうんであまり読書に時間が割けない方にもオススメです!
自転車便メッセンジャーという仕事
都内でたまに猛スピードで疾走するロードバイクの人を見かけて、あの人達は何なんだろう?と疑問に思っていたのですが、その謎が解けました。
彼らは時間と戦う自転車便メッセンジャーでした(バイク便の自転車版みたいなイメージです)
都内では急ぎの書類の受け渡しをする場合、最速の手段がこの自転車便メッセンジャーに依頼する事らしいです!
しかし、実はこのお仕事、過酷を極めている上、常に危険と隣り合わせ^^;
あまり知られていないメッセンジャーという仕事の裏側を描いている貴重な作品だなぁと思いました。
まとめ
コロナ禍でウーバーイーツも流行っていてロードバイクに乗って配達している方もよく見かけますよね。自転車配達というものが、より身近になった様に思います。
本作を読むと、メッセンジャーの皆さん、ウーバーイーツの皆さん、厳しい暑さが続くのでどうかお体ご自愛ください🙇と思わずにはいられません。
ちわぷ〜はロードバイクには疎いのですが、ロードバイクの修理の場面や細かい描写がけっこう多いので、ロードバイク好きだったらそれだけで楽しめる様な作りになっているんじゃないかな〜と思いました。
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こんな人にオススメ
話題の作品を読みたい方
自転車便メッセンジャーという仕事に興味がある方
ロードバイク好きの方。