こんばんは、ちわぷ〜です!
基本的にほっこりする作品が好きなちわぷ〜ですが、
なんだかたまに無性にダークな作品を読みたくなる謎の衝動に駆られる時があります!
まさに今その時期で、話題になっていたダークファンタジーを読みましたので、ご紹介させて頂きます☆
追記:
ちなみに、その後衝動はすっかりと収まって、ほっこりとした作品を読み始めたところです(笑)
「残月記」小田雅久仁(著) 双葉社
内容
月をイメージした三作品を収録している。
表題作の「残月記」は、近未来の独裁政治が行われている日本を舞台に、
世界を騒がしている感染症「月昂」に感染した男女の壮絶な運命を描いている。
月をモチーフにした不思議な読後感の三作品
ファンタジーあり、バトルあり、愛情ありと、月というモチーフの元に、バラエティに富んだ3作品が収録されています。
同じモチーフの作品が集まると、どこか似通ってしまう事がありがちですが、この作品に関しては見事に書き分けられており、飽きる事なく最後まで楽しめました。
もしかしたら好みが分かれる作風かも知れませんが、ファンタジー好きな方であれば、作者の方の独創性と発想力に驚く事間違いなしです!
終始、ぞわぞわとしながら読ませて頂き、ダーク作品を読みたい欲を真正面から受け止めて頂きました^ ^
個人的には、冒頭の「そして月がふりかえる」という、人生が入れ替わってしまった男性の物語が一番好きでした!
まとめ
月の神秘性も相まって、どこか幻想的で美しさも感じる物語でした。
これから先、月夜の度に思い出しそうな物語です!
こんな人にオススメ
ダークなファンタジーを読みたい気分の方
小田雅久仁先生のファンの方
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