こんばんは、ちわぷ〜です!
お盆休みが終わってしまいましたね…
みなさんは帰省されたり、どこかへお出かけされましたか?
私は相変わらず本の虫で、以前読んだ本を久しぶりに読み返したりしておりました!
本日は、お盆休みに読み返した本をご紹介させていただきます☆
「おもかげ」浅田次郎(著)講談社
あらすじ
定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れてしまい、病院に緊急搬送される。
同期で社長となった堀田や幼馴染らが見舞いに訪れるが、正一は目を醒さない。
正一の運び込まれた病院で働く看護師、直子は正一と同じ通勤電車で20年以上一緒に乗り合わせており、顔馴染みだった。
意識の無いはずの正一だったが、奇妙な体験をしていた。
意識のない自分を横目に、不思議な老女と食事に出掛けたり、隣のベッドの患者と銭湯に行って屋台で一杯やったり…
半死半生の正一は、自分自身の”幸福”を探す旅に出る。
浅田文学の十八番、泣かせるファンタジー
浅田先生のファンだったら、待ってました!とばかりに飛びつかなきゃならない作品だと思います!
様々なジャンルの作品を手掛けてらっしゃる浅田先生ですが、
やはり一番ファンが多いのは「鉄道員」や「地下鉄に乗って」などの泣けるファンタジーじゃないかな〜と思います^ ^
泣きあり、ファンタジーあり、そして浅田先生が思い入れがあるのか、よく取り上げられる地下鉄…
三拍子揃っちゃってます^ ^
まさに浅田文学の王道ど真ん中で、もう絶対に面白いやつですよね!
まとめ
定年を迎えて人生これから楽しむぞ!って時に倒れてしまった主人公を描いた作品ですが、幸せとはなにか?というテーマで描かれているので、若い方でも充分感情移入して読める作品だと思います^ ^
大人向けのファンタジー作品です!
こんな人にオススメ
泣かせる大人向けのファンタジー小説を読みたい方