こんばんは、ちわぷ〜です!
最近話題になっているミステリー小説を読んでみましたのでご紹介させて頂きます!
ミステリー好きにはたまらないミステリ愛に溢れた作品でした☆
「硝子の塔の殺人」 知念実希人 実業之日本社
あらすじ
雪深い森に立つ”硝子の塔”
そこに、この館の主人であるミステリ好きの大富豪の呼びかけで、名探偵、超能力者、小説家などなど個性的な面々が集っていた。
大富豪は何かを発表しようとしていたが、毒殺されてしまう。
謎が謎を呼ぶ中、名探偵、碧月夜は真実に辿りつけるのだろうか…
知念先生、作家デビュー10周年記念作品!
記念作品にふさわしいとても魅力的な力作で、終始ハラハラドキドキと読ませて頂きました!
ミステリ愛に溢れた作品で、数々の名作ミステリーからの引用があったりして、ミステリーマニアにはこの上なく楽しめる作品なんじゃないかな〜と思いました^ ^
山奥の館という典型的なクローズドサークルで進行する事件の数々も、ちゃんとミステリ好きの定番を抑えてて良いですし、
ミステリ好きが好きであろう要素がこれでもかと言うくらい詰まっていて、読みたい物をちゃんと読ませてくれるって感じで、ファン心理をしっかり踏まえて作品作りをしている様な気がして好感が持てる作品でした!
もちろん予定調和という事ではなく、山奥の館と一口に言ってもなかなか特徴的だったり、謎の数々も知念先生ならではの魅力的なもので、
今までの名作ミステリを踏み台に、圧倒的な発想で昇華した様な内容になっております☆
まとめ
ミステリー好きな作者が書いた、作家業10年の集大成どころか、今までのミステリーの歴史の総まとめといっても過言ではないほどのミステリ愛が詰まった作品です!
ミステリ好きはもちろんのこと、今まであまりミステリー小説に触れて来なかった方でもミステリーの楽しさに目覚めてしまうんじゃないかな〜と思う程の力作でした(^ ^)
今後の知念先生の活躍も楽しみになる作品でした☆
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こんな人にオススメ
ミステリーマニアの方
知念先生のファンの方
これからミステリー小説を読んでいきたいと思っている方