こんばんは、ちわぷ〜です!
本日は少し古い作品なのですが、江戸川乱歩賞を受賞した傑作ミステリーをご紹介いたします!
二人組の作家さんが描いている異色の作品です☆
「焦茶色のパステル」 岡嶋二人(著) 講談社
あらすじ
東北にある競走馬の牧場で、牧場長と競馬評論家、そしてパステルとモンパレットというサラブレッドの母子が銃殺されてしまう。
殺害された競馬評論家の妻、香苗は真実を解き明かそうとするが、次々と怪事件に巻き込まれてゆき…
岡嶋二人という作家
1975年〜1989年まで活動したコンビ作家で、本作の他にも度々賞の受賞もあったり、数々の名作ミステリーを執筆されております!
1989年にコンビを解消してからはそれぞれ井上夢人、徳山諄一名義で活動されており、井上先生は現在も活躍中です!
漫画ではコンビ作家というものをたまに聞きますが、小説の世界ではあまり類がなく、
(木皿泉先生の場合は脚本家としての活動の方が多いですし)
ましてやミステリーという、謎を作る犯人とそれを解き明かす探偵役の自作自演を求められる作家の苦悩は想像するだけでも恐ろしいものです…
ですが、二人組ならその辺の負担も軽減されそうな気がして、それが良作連発の要因になったのかも知れませんね☆
まとめ
とても緻密に練られた巻き込まれ型のミステリーです。
サラブレッドに興味が無くとも、主人公も夫が仕事で関わっているだけで、競馬に興味の無い人物ですので、同じ目線で読めるのでまったく問題ありません!
とても珍しいコンビ作家によるミステリーに興味のある方はぜひ読んでみてください☆
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こんな人にオススメ
とても珍しいコンビ作家によるミステリーを読んでみたい方
岡嶋先生のファンの方
競馬にまつわるミステリーを読みたい方