こんばんは、ちわぷ〜です!
今年は花粉が長引いていて、その分仕事以外はなるべく家から出歩かない様にしているので、読書が非常に捗っています!
本日読んだ本をご紹介いたします☆
「植物少女」 朝比奈 秋(著) 朝日新聞出版
あらすじ
母が亡くなった。しかし、母と美桜の関係性は、他人から見ると不思議なものだった。
母は美桜が生まれてからずっと植物状態で寝たきりだった。
美桜は幼い頃から母の病室へ通い、ただそこで息をするだけの母と共に成長してゆく…
一度も話した事のない母と娘の関係
今まで読んだ事のない作家さんでしたが、ネットニュースを読んで気になったので取り寄せてみました!
整理されて読みやすい文体、生きるという事に対する考えがはっきりとある作家さんに感じ、好感触でした。
ところどころグサリとくる文章があり、個人的に一番グッと来たのが中学生になった美桜が同級生たちの母と自分の母を照らし合わせて、嘘と本音について考える場面。
そうゆう捉え方があるのかとハッとさせられました!
まとめ
植物状態になった母と、その娘の母子の人生を描いた物語です。
余計な描写がなく、推敲を重ねられた様に感じる文章なので、読みやすく、芥川賞作品くらいの長さなので、一日で読みきれてしまう量だと思います。
生きるとは何か?親子とは何か?
非常に考えさせられる内容でした。
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(__)m
こんな人にオススメ
題材に興味のある方
朝比奈先生のファンの方
リンク