こんばんは、ちわぷ〜です!
先日読んだ「おいしいごはんが食べられますように」が面白すぎて、
また高瀬先生の作品を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「犬のかたちをしているもの」 高瀬隼子(著) 集英社
あらすじ
30歳の薫は恋人の郁也と半同棲をしていた。
ある日、郁也に呼び出されてドトールに行くと、ミナシロという女性が待っていた。
ミナシロは郁也の子供を妊娠したと言い始めて…
女性ならではの視点で描かれる愛と子供
本作の主人公、薫は卵巣の手術をしていて、子供を持つ事ができない体となっている設定で、辛い経験をした薫の視点から愛情とは何か?子供とは何なのか?を問いかけた内容の作品となっています。
男性の作家さんでは書けない女性ならではの視点からの問いかけで、高瀬先生の思考を深く感じる作品となっておりました!
突拍子の無い展開となりそうな設定の中にもリアリティがあり、登場人物それぞれに嘘を感じず、きちんと生きてきた作家さんなんだろうな〜と好感を持ちました☆
まとめ
芥川賞作家が描く、異色のラブストーリーです!
長さとしては中編くらいで、半日掛からず読める内容ですので、お忙しい方にもオススメです^ ^
私の様に「おいしいごはんが食べられますように」からファンになった方にとっては、より深く高瀬先生の思考に触れられる作品だったので楽しめるかと思います☆
高瀬先生の作品は以前にオススメしたこちらの作品もオススメです!
こちらは芥川賞受賞作となります☆
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こんな人にオススメ
深いテーマのラブストーリーをお探しの方
高瀬先生のファンの方
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