こんにちは、ちわぷ〜です!
みなさんゴールデンウィークいかがお過ごしだったでしょうか〜?
私はどこに行く事もなく、相変わらず読書をして過ごしておりました!
ゴールデンウィークをお出掛けして楽しんだ方も、
どこにも行かず退屈に過ごした方も(笑)
五月病に負けない様に今日からまたガンバって行きましょう〜(^ ^)
本日は時代小説ですが、今話題になっている作品を読んでみましたので、ご紹介いたします☆非常に読みやすい作品でした(^ ^)
「木挽町のあだ討ち」 永井沙耶子(著) 新潮社
あらすじ
雪の降る夜、江戸の芝居町である木挽町で、まだ元服前の若者、菊之助が父の仇を見事に討った。
二年後、菊之助の縁者の男が仇討ちの顛末を聞きに芝居町に足を踏み入れる。
恐らく映画化などするであろう見事な完成度!
日本人の大好きな仇討ち物。それを元服前の若者が芝居町で行うという、ありそうでなかった一風変わった設定。
緻密に練られ、余分なものが一切ないプロット。芝居町で出会う、脇役にしとくのが勿体無いほどのキャラの濃ゆい面々。
江戸時代の芝居文化の面白さなどなど…
久しぶりに良い時代作品と出会えたなと思いました!映画化など映像化される姿が目に浮かぶ素晴らしいクオリティの作品でした☆
まとめ
芝居町で起こる仇討ち、個性的なキャラが多数で飽きる事なく最後まで読破しました!
小難しい事は一切ないので、時代小説初心者やあまり江戸時代の知識がないよ〜という方でも問題なく読む事ができます(^ ^)
また個性的な面々でエンターテイメント性がありますが、きちんとしたテーマを持っている作品なので深みがあり、個性的な面々が語る事によってより深く刺さるものがありました☆
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こんな人にオススメ
一風変わった仇討ちものを読みたい方
江戸時代の芝居町に興味のある方
永井先生のファンの方