こんばんは、ちわぷ〜です!
アクセス数が増えたな〜と思っていたら、まさかの書評グループのランキング1位(゚ω゚)
いつも読んで下さってる皆様のおかげです!本当にありがとうございますm(__)m
本日は初めましての作家さんの作品をご紹介いたします!
芥川賞受賞作になります☆
「沖で待つ」絲山秋子(著) 文藝春秋
あらすじ
同期の太っちゃんが突然、亡くなった。
私は生前に太っちゃんとしていた約束を果たそうとして…
恋愛感情ではなく、不思議な絆で結ばれた同期の男女の物語。
(「沖で待つ」)
他、無職の30代半ばの未婚女性を描く「勤労感謝の日」、
文庫版の方には「みなみのしまのぶんたろう」も収録。
待ってました!読みやすいタイプの芥川賞受賞作!
と言っても、本作は2006年の芥川賞受賞作なのでとっくに世に出ていたのですが、
最近の芥川賞の傾向は2パターンで、とても文学的なタイプと、とても読みやすいタイプと両極端に思えるのですが、
本作は私の大好きな読みやすい方の芥川賞受賞作。
福岡と埼玉とあと少し東京が舞台なのですが、仕事でだいぶ福岡に行く機会があった私には、福岡で働き始めた主人公の気持ちがとっても共感できて、あ〜福岡の小さい餃子おいしいよね〜たぶん、鉄なべかな〜?とか、
そんなところからも感情移入してしまいました!
セリフが良くって、同期のあの何とも言えない距離感が良くって、とっても読みやすく楽しめました^ ^
「勤労感謝の日」も良かったです!あえて表題作じゃなく、こちらを先に持って来るだけの事はあり、バスのくだりとかメッチャ分かる〜と共感の嵐でした^ ^
単行本だったので、「みなみのしまのぶんたろう」は読めず…
単行本派なのですが、たまにこういうパターンがあって、そんな時に限って面白そうな作品だったりして後悔してしまいます(笑)
気になる方は文庫版の方をゲットして頂くのが良いかもです☆
まとめ
芥川賞受賞作ですが、小難しくなく読みやすい作品です!
読み終えると無性に同期に会いたくなってくる作品です(笑)
実写化された作品は観た事があるのですが、小説としては初めましての作家さんでした!メチャクチャ好きな作風だったので、また他の作品もチェックしてみようと思います☆
芥川賞受賞作は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです!
かなりの衝撃作です^ ^
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こんな人にオススメ
気楽に読めるタイプの芥川賞作品を読みたい方
会社の同期に思い入れがある方
絲山先生のファンの方