こんにちは、ちわぷ〜です!
週一ばなな生活、今回はかなり古め!
ばなな先生の2冊目らしく、まだ私が生まれる前の作品!
けど、「うたかた」も、「サンクチュアリ」も、それぞれ芥川賞の候補作になったってくらい、すごい作品です!
そして、週一ばなな生活を重ねてきた結果、なんとなく、ばなな先生の作品の中でも好きな時代が生まれてきました!
まさに、今作の書かれた初期が好きです(^ ^)
「うたかた/サンクチュアリ」 吉本ばなな(著) 幻冬舎
あらすじ
鳥海人魚(人名)は、複雑な生い立ちで父と暮らしていない。
ある日、自分に兄ができたと聞く。
弟ならまだしも、兄…?
(「うたかた」)
智明は、旅先の海で泣いている女性と出会う。
最初は放置したものの、それが4日続き、ついに声を掛ける…
(「サンクチュアリ」)
マジで必見な2作品!
まずは、個人的主観による簡単なご紹介
「うたかた」…ばなな先生の中では、初めてのタイプの少女漫画チックなばなな作品!
少女漫画っぽさに、ばなな先生ならではの感性が入ってて、
メッチャ中身のある少女漫画チックな作品って感じ!
ばなな作品にこういった系統の作品ってイメージなかったけど、合うなぁ〜…
ロマンティックな展開じゃないのに、ロマンティックに感じさせてしまう…
なんか、岩井俊二監督の映画を見てる様な感覚に落ち入る不思議な作品でした!
超、イケてます!
「サンクチュアリ」
まず、作品の名前順って、今作の場合は優劣ではありません!
それぞれ別の年の芥川賞候補作になったくらいだから、両A面です!
不思議な出会いから育む二人の不思議な関係性…
その始まりから?というくらい意外な構成。
けれども、不協和音になっておらず、静かな旋律の作品ながらも、胸をかきむしりそうになる切なさ…
ばなな作品の中でも随一に好きな作品。
これが受賞できなかったって、この年の芥川賞ってレベル高いんでしょうね…
「TSUGUMI」の時にも感じましたが、初期のばなな作品って本当に不思議な感覚に陥ります。切なさが半端ないです(T . T)
まとめ
初期のばなな作品の傑作!
荒削りな部分も、今じゃ感じない初期ならではの勢いも、
初期作品に漂う言いようのない切なさのある作品です(T . T)
「TSUGUMI」が好きな方には絶対にオススメです☆
ばなな先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
切なさを感じる作品がお好きな方
ばなな先生のファンの方