こんにちは、ちわぷ〜です!
先月読んだ秋が楽しすぎて、もうちょっと待つつもりが冬に手を出してしまいましたので、ご紹介いたします☆
一応、季節はまだ秋ですので、まだ間に合いますのでぜひ秋も読んでみてください☆
「季節風 冬」 重松清(著) 文藝春秋
あらすじ
大学2年生の僕は、大学4年生の年上の彼女のアパートで、半同棲をしている。
二人はバザーで買ったコーヒーミルを部屋に持ち込む。
彼女は、苦味の強いマンデリンのコーヒー豆を好んでいた…
(コーヒーもう一杯」)
上記含め、冬をテーマにした12の短編を収録。
秋よりもほろ苦い、重松清の冬!
冬なのに先取りし過ぎちゃったな〜と思いながら本を開きましたが、11月の終わりくらいから始まる物語もあったので、それほどやってしまった感はなく、気にせず読めました!
12もの短編収録ですが、一本一本は短いので、全体通してでも1日で読めちゃい、
忙しい方でも1日1本ちょこっと読むって感じで関わりやすい短編集だと思いました!
単行本の方だと表題作が「サンタ・エクスプレス」になっていて、
そちらは双子を妊娠して里帰りしたお母さんに会いに行った少女の帰り道を描いた作品で、非常にほっこりする感じでした^ - ^
個人的には、あらすじに選んだ「コーヒーもう一杯」が一番好きでした!
マンデリンの様に、なかなかほろ苦い作品でした( ; ; )
あとは、焼き芋屋さんの話の
「あっつあつの、ほっくほく」も好きでした!
焼き芋屋のおじさんが良い佇まいでした☆
まとめ
冬をテーマに統一された短編集で、クオリティの高い作品ばかり!
家族の話が多かった秋よりも、ほろ苦めの作品が多かった印象でした!
でも、ほっこりさせる作品もあったりで、メリハリの効いた短編集になっていて、同じ冬がテーマの作品が続いてもダレる事はありませんでした(^ω^)
春も絶対読もうと思ってますが、たぶん春まで待ちきれない(笑)
ヘタしたら秋の内に読んでしまいそうです☆
重松先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
冬がテーマの短編集を読みたい方
心洗われる作品を読みたい方
重松先生のファンの方