ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

重松清は秋がよく似合う「少しだけ欠けた月 -季節風 秋-」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

今年はずっと暑かったですが、10月に入ってようやく、秋らしい雰囲気が漂ってきた様に思います!

そうなると、やはり読書の秋!

秋っぽい作品を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆

「少しだけ欠けた月 -季節風 秋-」 重松清(著) 文藝春秋

あらすじ

小学生のアキラの両親は離婚する事が決まった。

家族揃っての最後の食事をするアキラだったが…

(「少しだけ欠けた月」)

 

表題作他、秋をテーマにした12の短編を収録。

重松清に秋は似合う

大体30ページ前後の秋をテーマにした短い短編が収録された本作。

家族ものが多め、子供が出てくる作品がほとんどという特徴がありますが、一つ一つじんわりとさせて頂きました!

 

秋の寂しい感じが重松先生の作風とよく合い、一つ一つ良かったのですが、

一番好きだったのは一番最初の作品「オニババと3人の盗賊」!

文房具店を営むおばあさんの話なのですが、もう初っ端から心を鷲掴みにされました

( ;  ; )

 

小学生の子供相撲のヨコヅナを描いた「ヨコヅナ大ちゃん」も良かったです!

藤田くんがイケメンすぎ>_<

 

奇を衒っている感じはさせないのですが、題材がちょっぴり変わってる作品が多く、12もの短編がちゃんと書き分けられていて、飽きる事なく最後まで読めました☆

まとめ

人気作家、重松清が秋をテーマに描く短編集で、家族もの多め、子供が出てくる作品が多めという特徴があります!

 

重松先生の作風と秋の寂しい感じが非常に合っていて、一つ一つ感動しました>_<

 

この季節シリーズは春夏秋冬とそれぞれあるみたいなので、一年かけて季節に合わせて読んでいこうかな〜と思いました^ ^

 

次は冬なので、待ち遠しいです☆

 

重松先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

 

ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(_ _)m

こんな人にオススメ

秋を感じられる作品をお探しの方

心癒される物語をお探しの方

重松先生のファンの方