こんにちは、ちわぷ〜です!
最近読み漁っている高橋留美子先生の短編!
本日は人魚を題材とした、”人魚シリーズ”なるものの第1作目を読んでみましたのでご紹介いたします!
おどろおどろしい感じもありましたが、めっちゃ面白かったです☆
「人魚の森」 高橋留美子(著) 小学館
あらすじ
真夏の海辺にそぐわない男、湧太が目指すのは野摺崎。
そこには、女だけが暮らす隠れ里があった。
500年前、人魚の肉を食べた湧太は不老不死だった…
湧太は人魚を求め、隠れ里に現れる…
食べると不老不死となる、人魚の肉を巡る物語
人魚と不老不死という、いわゆる八尾比丘尼伝説的なテーマの作品になります。
おどろおどろしい感じの作風に鳥肌が立ちつつも、クオリティの高さが光る作品でした。
不老不死となった男が、その体を元に戻すために再び人魚を求めるといったストーリー展開で、隠れ里で囚われの身となっている不思議な少女、真魚(まな)と出会う事により、物語が大きく動いてゆきます。
「鏡が来た」よりも更におどろおどろしい部分もあり、小学生の時に子供図書館で、漂流教室を読んでしまった時のあの感覚が蘇ってくるところもありました。
不老不死というファンタジーな部分と、命とは一体なんなのか?という重厚なテーマが共存する、かなりハイクオリティな作品で、
この作品も「めぞん一刻」などと同列の留美子先生の代表作として語られるべき作品じゃないかな〜と思いました☆
まとめ
食べたら不老不死となる、人魚の肉を巡る物語”人魚シリーズ”の一作目、
ダークな部分が多めの作品ですが、超ハイクオリティです!
三部作の様ですので、二作目、三作目も近い内に読みたいと思っています☆
留美子先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
人魚を題材にした作品を読みたい方
不老不死を題材としたダークな作品を読みたい方
留美子先生のファンの方