こんにちは、ちわぷ〜です!
本日は久々に横山秀夫作品を読んでみました^ ^
超重厚なミステリー短編集!なかなか無い高レベルな作品でした☆
「看守眼」 横山秀夫(著) 新潮社
あらすじ
刑事になる夢が叶わず、看守として勤め上げた定年間際の近藤。
近藤は、ある未解決事件を解き明かす謎を追っていて…
(「看守眼」)
表題作含めて、6つの短編を収録。
アラサーになり、横山秀夫の良さに気づいた!
横山先生の作品は本当に久しぶり!学生の頃に何冊か読んだり、映画化された物を見たりしてました!
当時も良いな〜と思っていたのですが、大人になってから読むとより一人一人の人生の深さに気づける様になり、より沁みました(>_<)
本作を読むきっかけになったのはネットニュースで、どなたか忘れてしまいましたが、ミステリー作家の方が本当に面白いミステリーを紹介するみたいな企画のものを読んで、そこで本作が紹介されてた事がキッカケです!
もう一冊は奥田先生のミステリーを上げていて、感性が合いそうだな〜と思い読んでみました!(なのに肝心のその先生の作品は名前忘れちゃって読めない笑)
文章も簡潔でみっしり詰まっているわけではない、けど中身はみっちり詰まってる!といった感じで、匠の仕事でした(^ω^)
一番好きだったのは表題作。看守になると刑事になるチャンスが生まれるって事は初めて知る情報でした!超良質な作品で、短編じゃもったいないくらいでした(^ ^)
次に好きだったのは「自伝」!
ライターがあるお金持ちの自伝を書く事になるのですが、突然とんでもないカミングアウトをしてきて…という話で、メチャクチャ引き込まれました☆
まとめ
一つ一つの作品のクオリティが高いミステリー短編集で、横山先生ならではのしっかりとした人間ドラマの作品です!
大人になって横山先生の人間ドラマが沁みる感じになってきたので、また近く他のも読んでみようと思います☆
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こんな人にオススメ
人間ドラマがしっかりとしたミステリーを読みたい方
横山先生のファンの方