こんにちは、ちわぷ〜です!
現在、仕事の関係でメチャクチャ頑張って調べている島原の乱関係!
歴史の教科者では1行くらいしか触れられない様な箇所も、掘り下げると思いのほかに複雑で、前後の歴史が濃ゆく想定以上に時間が掛かっております^^;
というわけで、今回はヴィジュアルで分かりやすい写真集を読んでみました!
そして思いのほか、事細かにエピソードが記されていてそちらもメチャクチャ参考になりました☆
「長崎・天草 潜伏キリシタン祈りの里-池田勉写真集-」朝日新聞出版
内容
長崎、天草の現在のキリスト教文化や、遺構をまとめた写真集。
五島列島のパートは全ページから往時の雰囲気が漂ってくる様な素晴らしい写真。
そして、「ここで〜神父が〜」などの、一つ一つ事細かなエピソードが添えられており、そちらの文章も見応えあり。
写真だけじゃなく、エピソードも超事細か!
現在、仕事の関係でメチャクチャ頑張って調べている島原の乱関係!
あまりに複雑な歴史のため、資料の数が膨大になってしまっており、とりあえず前後の流れは最低限に島原の乱に集中しよう!
とは思ったのですが、それでもどうしても前後の流れも気になってしまう!
そして、実はキリスト教に関しても無知で、
当時の状況をイメージしようにも、「魔界転生」の天草四郎を演じた窪塚洋介さんの姿が脳裏にちらつき全く想像できず(^◇^;)
というわけで、まずは形から入ろうと思いこちらの写真集に行き付きました!
たぶん、隠れキリシタンという括りの書籍には載ってるかもですが、島原の乱関係の書籍では、「秀吉がきっかけでキリシタンは弾圧された」くらいに軽く触れられてるくらいにしか過ぎなかった部分が、本書を読むと写真と一緒に「ここで〜神父が〜」という具体的なエピソードが豊富で、かなり深く学べた気がします!
そして、現在でもキリスト教が深く根付いている様で、現在の様子もよく分かりました。
また、島原の乱に付随した内容を知りたくて読んだのですが、隠れキリシタンから独自の信仰文化が生まれ、戦後高度経済成長で若者が都会に流出するまでは盛んだったとの一文が非常に気になり、
島原の乱の影響が戦後まで続いていたって事??
島原の乱関係の仕事が終わったら、そちらもちょっと勉強してみようかな〜と思ってます☆
まとめ
長崎、天草のキリスト教の教会やかつての遺構をまとめた写真集で、写真のみならず、戦国時代〜現在までの歩みを事細かに書かれており、写真とセットでイメージしやすい一冊でした!
今回、初めて写真集から歴史の学びを深めるというアプローチをしてみましたが、想像以上に収穫アリでした!
また今後も難しいテーマを学ぶ時は活用していきたいと思います☆
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こんな人にオススメ
長崎、天草周辺の隠れキリシタンの文化に興味のある方
池田勉先生の写真のファンの方