こんにちは、ちわぷ〜です!
しんとした寒い冬の夜は重厚な人間ドラマがよく似合う!
というのは、私だけでしょうか。
そんな私みたいな気分の方にも、いやいや別に冬だからって関係ないでしょ!という方にもオススメの傑作をご紹介いたします☆
「悪人」 吉田修一(著) 朝日新聞出版
あらすじ
保険外交員の女性が、土木作業員の清水祐一に殺された。
祐一は光代という女性を連れて逃避行をしている。
”悪人”は一体誰なのだろうか…
完成度高過ぎな映画版!
今は表紙が何パターンも出ているみたいなのですが、その中から映画版を見た方ならグッと来そうな新装版をチョイス!
妻夫木さんと深津さんを思わせる感じで良いですね^ ^
本作は映画版から入り、原作を読んだパターンでした。
たぶん学生だったからそこまで重厚な作品を読もうという気が起こらなかったのか、原作を読むという考えはなかったのですが、妻夫木さんの金髪のビジュアルの予告編が印象的で映画版を見よう!となり、映画がすごい良かったので、より作品の世界に浸りたい!とその後に原作を読んだ感じでした。
監督は「フラガール」の方で、その後に吉田先生とは「怒り」でまたタッグを組むのですが、そちらも本当に良かった!かなり実力派な監督ですので、原作ファンの方でも納得できると思いますので、映画版も併せて見ていただきたい作品です☆
まとめ
善悪とは?悪人とは?
かなり深いテーマの重厚な逃避行です。
そんな冬の季節感がある作品なわけじゃないですけど、祐一と光代の切ない逃避行の雰囲気が、冬の寒い日に読むと何だかより沁みてきて個人的には冬に読むのがオススメ!
映画版も完成度高いので、本を読むのはちょっとな〜という方にはそちらがオススメ!
妻夫木さんの金髪のビジュアルがかなり印象的で、個人的には妻夫木さんの中で一番好きな作品です^^
吉田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチッとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
深い物語に浸りたい方
映画版のファンの方
吉田先生のファンの方