こんにちは、ちわぷ〜です!
なぜでしょうか、年末になると重厚な物語を読みたくなる…
今年は暖冬の影響か、そこまで年末感を感じておりませんが(笑)
きっと時間差でまた重厚な物語を読みたくなる、はず…
そんな私の様な冬こそ読み応えがある作品を!という方にオススメな作品をご紹介いたします☆
「怒り」 吉田修一(著) 中央公論新社
あらすじ
若い夫婦が惨殺され、現場には血文字で”怒”という文字が残されていた。
犯人の山神は姿をくらまし一年が経ち、三人の身元不詳の男が現れて…
「悪人」のタッグ再びな映画版!
本作は先に映画版から見たパターンです!
「悪人」で吉田先生とタッグを組んだ監督が、再びメガホンを取る、しかも世界の渡辺謙が出る!という事で、この作品に関しては映画版から見るのもアリ!と判断して観に行きました^ ^
実力派キャストが多く、映像ならではのブラフの表現方法もあったりして、映画版も超面白かったです!
一応、犯人は誰だろう〜みたいなのがストーリーの軸になると思うので、ミステリーにジャンル分けしてはいますが、とにかく深い人間ドラマって感じです。
実力派が揃うとやはりその辺も深みが増してきますね。
渡辺謙さんは本作の役作りの為に船舶免許?を取られたとか!
「タクシードライバー」でデ・ニーロが役作りで実際にタクシードライバーをやっていたみたいな話を聞いた事がありますが、やはりハリウッド俳優は違いますね!
あと、森山未來さんがとにかく心に残りましたね!
個人的にどうしてもセカチューとかウォーターボーイズのイメージが離れなかったのですが、この作品を見て一流だな〜と思いました☆
まとめ
ミステリーがベースながらも重厚な人間ドラマ。
同じ作者の「悪人」が好きな方だったり、重厚なミステリーを読みたい気分の方に是非オススメです!
本読むの苦手だな〜という方や、映画版の方が気になるな〜という方は映画版でもOKです!そちらも完成度高いです☆
吉田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
重厚なミステリーを読みたい方
吉田先生のファンの方
映画版のファンの方