こんにちは、ちわぷ〜です!
今年の漢字は「税」だそうですね!
仕事柄あまり世間の動きに左右されないし、残念な事に悲しいニュースも毎日の様に流れてて、それを朝一番からチェックしてしまうとそれこそ一日の気分を左右されて仕事に影響が出ちゃうので^^;
なるべく世間の動きは気にせずに面白そうな作品を探しがてらスマニューを軽く流し見するくらいなものですが、
それでも増税や減税、大学無償化(良い制度な様な気がするんだけど、これって要するに税金だから進学するお子さんがいない家庭に関して言うと増税になっちゃうのかな〜。ちゃんと調べてみます!)
などなど、確かにそういったニュースは多かった気がしますね…
あまりそういう時事ネタを語りすぎると無知な事がバレてしまいそうなので、本題の書評に入ります(^^;;
今回は意外にも当ブログでは初登場!
三浦しをん先生の気になった作品を読んでみましたので、ご紹介いたします☆
「木暮荘物語」 三浦しをん(著) 祥伝社
あらすじ
世田谷代田駅にほど近い古い木造のアパート木暮荘。
そこで暮らす繭は、半年前から伊藤という男と付き合っていた。
そこに元カレの並木が上がり込んでくる。並木はカメラマンで三年間世界を放浪していて、繭はとっくに別れたものだと思っていたが、並木はまだ繭と付き合っている気でいた。
三人の奇妙な生活がスタートする。
木暮荘を舞台に描かれる連作短編集。
人と人との繋がりを感じさせる物語
三浦先生は学生の頃に読んだぶりかな〜?かなりお久しぶりです!
世田谷代田駅という、下北沢から一駅の周辺が舞台。縁もゆかりもありませんが、あの辺りの街並みの雰囲気ってどれも似てる様な気がするので、なんとなく情景をイメージできました。
ボロアパート故に、生活音は筒抜けで、誰かが近くにいるという事を感じさせてくる木暮荘。絶対に住みたくはありませんが(笑)
小説を描くにあたり、これ以上良い舞台設定はないでしょう。
あらすじに選んだドタバタ劇を皮切りに、各エピソード毎に主役が変わり、少しずつ木暮荘の全貌が見えてくるストーリーです。
最初に断っておきますが、一番最初の物語と一番最後の物語以外は、PTAの検閲に引っかかりかねない感じなので、好き嫌いは分かれてしまうかも知れません^^;
でも、私はけっこう好きでした!なんか何気ないところでジーンとさせてきたりして。
一番好きだったのは、大家さんのエピソード!
PTAが気絶しそうなネタですが(^◇^;)
お年寄りでそのネタってスッゴイ斬新な目の付け所!
でもなぁ〜、なんていう話だ(笑)…という感じで読み進めていたのですが、
最後はもう思わず感動!
人と人との繋がりって良いですね(^ ^)
実力がある作家さんだな〜と改めて実感しました☆
まとめ
ボロアパートを舞台に、人と人との繋がりを描いた物語です!
若干PTAの審議が入ってしまいそうですが、それも本質的なものを描く為のアイテムという感じでしょうか。
そこが大丈夫な方は是非ご検討くださ〜い☆
ボロアパートを舞台に描いた作品は、以前オススメしたこちらのマンガもオススメです☆
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こんな人にオススメ
人と人との繋がりを描いた作品を読みたい方
三浦先生のファンの方