こんにちは、ちわぷ〜です!
本日は割と話題になっているのか、書店でかなりプッシュされていた作品。
中日ドラゴンズの監督だった落合監督の真実の姿を丹念な取材で浮き彫りにしたかなり読み応えある一冊です!
野球にあまり興味がなくとも楽しめる内容になっておりますので、ぜひ覗いていってください☆
「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」 文藝春秋
内容
孤独な男の生き様がグッとくる!
あまり、というかプロ野球は普段ほぼまったく見ない私。
一応関東圏+甲子園、paypayドームは見に行った事もあり、代表戦も見に行った事あったり、paypayドームに至ってはお金持ちの草野球に招かれて、試合には出なかったけどちゃっかりマウンドの上に登って写真を撮ってもらったり(笑)
秋季大会の地方予選を見に行ったり、今年は夏季大会の予選を見に行く予定だったりと、何やかんやで仕事絡みで野球を見に行く機会は多く、野球に接する機会は多かったりそれなりに多かったりします。
そんな私はもちろん落合さんの事は知っていましたが、どの様な監督かはまったく知らず。話題になっていたもののあまり気が進まずでしたが、ゴッドタンPの佐久間さんがオススメしていたので背中を押されて読んでみる事に。
読んでみて良かった!とても重厚な一冊でした!
落合監督の孤独感が何とも言えず、野球の監督って大変なんだな〜と実感。
球団数自体がサッカーと比べて少ないし、その椅子に座り続けるには孤独であり続けなければならないのでしょう。
一番胸に来たのは、初年度の開幕投手の話。
何年も一軍で活躍していない投手を開幕投手に抜擢した落合監督の心中とは…
その年に中日は優勝するのですが、そうなった最大の要因はこの開幕投手の選択。
その選択の理由にグッときました。
そして、当時球団のシンボルとして大黒柱だった立浪選手とその絶対的な存在からレギュラーを奪おうとする若者の話。
そこに落合監督が一石を投じるわけですが、その決断は落合監督の視点からでなければ見えない事が理由。
そして、ポジションを失っても努力し続けるベテラン立浪選手…
奪う者、奪われる者、そして決断を下す者…
三者三様の胸の内を思うと、プロの世界って厳しいんだなと改めて感じました。
まとめ
元三冠打者で、中日ドラゴンズを率いた落合監督の監督就任〜退任までの7年間を丹念に取材した貴重な一冊。
野球が好きな方はもちろん、野球にあまり興味がなくともその生き様にはグッと感じるものがありました。
食わず嫌いは勿体無い、読んで良かった一冊でした☆
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こんな人にオススメ
野球好きの方
野球監督の孤独な生き様に興味のある方